コーヒーが老化防止になるって本当?
「コーヒーに老化防止の効果があると聞きました。けれど、逆にコーヒーは美容に悪いなんて声も聞きます。実際のところコーヒーはお肌に良い飲み物なのでしょうか?」
「コーヒーは、美容に悪い?」と心配されている方は多いですよね。
今回は、美容のプロ目線で「コーヒーの老化防止の効果」についてお答えします。
- 本記事の内容
- なぜコーヒーで老化防止できるのか?
- コーヒーでエイジングケアする飲み方
私はコーヒーが大好きです。
1日のはじまりはコーヒーを必ず飲みます。
お肌に良い飲み物だと確信があるから、積極的に飲めるんですね。
コーヒーが美容に悪いと心配されている方へ
いきなり結論を言いますね。
コーヒーは美容に良い飲み物!
その理由は
コーヒーには老化防止となる成分が含まれている!
からなんです。
それでは、コーヒーと老化防止について詳しくご紹介していきますね。
なぜコーヒーで老化防止できるのか?
近年、コーヒーは老化防止の効果、いわゆるエイジングケアの効果があるのではと注目が集まっています。
実際に様々な研究がおこなわれ、老化防止の効果が明らかになってきているんですね。
コーヒーに含まれる老化防止の効果と成分を見ていきましょう!
1.コーヒーポリフェノールで老化防止
美肌効果として大注目なのが、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」。
聞きなれない成分ですが、みなさんも「ポリフェノール」ならご存知ですよね。
クロロゲン酸はポリフェノールの一種なんです。
そうです!コーヒーにはポリフェノールが含まれているんです。
クロロゲン酸の美肌効果
- 強い抗酸化作用で肌の老化防止!
- 肌のツヤやハリの決め手となる、肌の角層水分量をアップ!
- メラニン生成の抑制効果で、シミ予防!
研究機関の実験や調査によって、コーヒーを飲む量が多い人ほど老化防止の効果が確認できたんです。
こんなにもお肌にとって良い効果があるなんて、積極的に飲みたくなっちゃいますよね。
2.ニコチン酸が老化を遅らせる
近年大注目されているのが、コーヒーに含まれる「ニコチン酸」です。
ニコチンって聞くと、タバコを連想してしまいますが、まったく別の物ですよ。
この「ニコチン酸」の何がすごいって、それは
細胞の老化を遅らせる効果
があると判明したからなんです。
老化といのは、細胞の修復が追いつかずに、細胞内の傷が蓄積することで起こります。
若い頃は細胞を修復する力が強いんですね。
しかし、年齢を重ねると、細胞を修復するために必要不可欠な物質が減っていきます。
すると、細胞の修復ができなくなり、細胞が死んでしまうなのでして老化が進んでしまうわけです。
そこで、力を発揮するのがコーヒーに含まれている「ニコチン酸」なんですね。
「ニコチン酸」は体内に入ると、細胞を修復するのに必要不可欠な物質にかわってくれるんですね。
この働きは、高齢マウスの実験でも実証されているんです。
コーヒーを飲むことで、エイジングケアの効果が期待できるというわけなんです。
コーヒーでエイジングケアする飲み方
これまでコーヒーによる老化防止の効果をご紹介しました。
しかし、いくら美容に良い成分が含まれているとはいえ、飲み方には注意が必要なんですね。
実はコーヒーは飲み方を間違えると、お肌にとって悪い飲み物にもなってしまうんです。
そこで、コーヒーでエイジングケアする飲み方についてお話しします。
コーヒーでエイジングケアする飲み方
- 砂糖・ミルクは入れずにブラックで飲む
コーヒーを飲んで、肌荒れしたりニキビが出来てしまう方がいます。
その多くの原因は、コーヒー自体が悪さをしていない場合がほとんどなんですね。
肌荒れ・ニキビ原因となる悪さをしているのが「糖分」「脂肪分」
つまり、コーヒーを飲むときに入れてしまう「砂糖」と「ミルク」がいけないんです。
特に「砂糖」は肌老化の原因となる酸化を引き起こすので避けたいところ。
味の好みがありますし、甘くしてミルクたっぷりのコーヒーが美味しいのも良くわかります。
しかし、お肌にとって良くないのも事実です。
私自身も、昔は苦いコーヒーが嫌いで、たっぷり砂糖を入れて牛乳で割るのが大好きでした。
ニキビに悩まされた時期に、食生活を見直して、コーヒーもブラックに変えたんです。
あんなに苦手だったブラックコーヒーですが、いまでは大好きな味に変わりましたね。
ブラックコーヒーを楽しめるようになると、コーヒーのエイジングケア効果を味方につけることができますよ。
- 空腹時には飲まない
コーヒーを飲むのであれば、食後などの胃が空っぽでないときがおすすめです。
その理由は、コーヒーには胃酸分泌を促す作用があるからなんですね。
空腹時にコーヒーを飲んでしまうと、胃が荒れてしまう恐れがあります。
胃の状態というのは、実はお肌と密接な関係があるので注意が必要なんですね。
朝一のコーヒーは美味しいですが、少しでも軽く食べてからにしましょう。
私も朝のコーヒーは習慣にしていますが、ヨーグルトであったりフルーツを食べてからコーヒーを楽しんでいます。
- 夕方以降はカフェインレスコーヒーにする
コーヒーに含まれるカフェインは睡眠の質を下げてしまいます。
睡眠はお肌の修復作業をするのに、とても大切な時間です。
化粧品の質よりも、睡眠の質の方が、お肌の老化防止になると言われるほどです。
私も日中はカフェインをあまり気にしません。
仕事など集中したいときは、あえてコーヒーを飲んでカフェイン効果を利用していますから。
しかし、夕方以降はカフェイン摂取を控えるようにしています。
とはいえ、コーヒーが好きなので飲みたいんですよね。
そこでカフェインレスのコーヒーを飲むようにしています。
ちなみに、カフェインレスだからといっt、今回の記事で紹介をしたコーヒーの老化防止効果が失われるわけではありません。
カフェインレスのコーヒーにも「クロロゲン酸」と「ニコチン酸」は含まれているからです。
睡眠の質を下げずに、コーヒーのエイジングケア効果を味方につける飲み方をしていきましょう。
コーヒーで老化防止まとめ
以上、コーヒーが老化防止になる?について、コーヒーのエイジングケア効果や飲み方ご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
- コーヒーポリフェノールで老化防止
- ニコチン酸が老化を遅らせる
- 砂糖・ミルクは入れずにブラックで飲む
- 空腹時には飲まない
- 夕方以降はカフェインレスコーヒーにする
以前は、コーヒーは肌に悪いというのが定説でした。
カフェインが極端に悪者にされていたのと、黒い飲み物でタバコとセットのようなイメージがあったのも原因なのでしょうね。
しかし、近年では最新の実験によって、老化防止や美肌効果のある素晴らしい飲み物として注目されています。
コーヒー好きの私としては、嬉しいニュースです。
化粧品による外側からのスキンケアというのはもちろん大切なことです。
しかし、やはり重要となるのが、内側からのスキンケア。
つまり食べ物や飲み物によって、お肌の状態は驚くほど変わります。
コーヒー習慣をうまく取り入れることで、老化防止の心強い味方にしてみてください。
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