日焼け止め「正しい塗る順番・正しい塗り方」できていますか?
- 日焼け止めの「正しい塗る順番・塗り方」って?
- 日焼け止めの「効果的な量」はどれくらい?
- メイク時の「塗り直し時間・頻度」を知りたい!
綺麗なツヤのある肌の大敵となるのが「日焼け」です。
せっかく毎日頑張っている美白*ケアを、一瞬で台無しにしてしまう恐い存在。
美肌になるためには、日焼け止めは欠かせないアイテムです。
面倒ではありますが、毎日、日焼け対策を頑張っている方も多いと思います。
それなのに
「焼けて、肌が黒くなってしまった・・・」
「いつの間にか、シミが増えた・・・」
このような声が多く聞かれます。
その原因は、日焼け止めを正しく塗れていないからです。
間違った塗る順番や塗り方をしていたり、適切な量を使えていない方が多いんですね。
正しく塗らないと、日焼け止めの効果は半減してしまいます。
日焼け止めの正しい塗り方ができていないと、紫外線は想像以上にお肌に入り込んでいるんです。
綺麗なツヤのある肌になるためにも、今回は日焼け止めの正しい塗る順番・塗り方についてご紹介します。
- 日焼け止めの正しい塗る順番
- 日焼け止めの正しい塗り方
- 日焼け止めの効果的な量
- 日焼け止めの塗り直し時間と頻度
- メイク時の日焼け止めの塗り直し方
このような順番で解説していくので
「絶対に日焼けしたくない!」という方は、ぜひ参考にしてください。
日焼け止めの正しい塗る順番【メイク時】
メイクをする時に、どのタイミングで日焼け止めを塗るのが効果的なのでしょうか?
この順番を間違えてしまうと、効果が半減してしまうので注意が必要です。
正しい塗る順番は「化粧下地の前」です!
メイク時の日焼け止めを塗る順番
1.化粧水
↓
2.乳液
↓
3.日焼け止め
↓
4.化粧下地
↓
5.ファンデーション
正しい順番は、乳液のあと。
そして日焼け止めを塗ってから、化粧下地が正解です。
スキンケアの仕上げとして、最後に日焼け止めを塗りましょう。
ここから、日焼け止めの効果をしっかり発揮するための
日焼け止めの正しい塗り方と塗る量を解説していきます。
これができていないと、うっかり日焼けの原因になるので、ぜひ参考にしてください。
日焼け止めの正しい「塗り方・塗る量」
日焼け止めの商品説明には、記載されている効果ってありますよね。
「○時間、紫外線を防ぐ」など
けれど、実際は記載通りの効果を出せている人って少ないんです。
日焼け止めの効果が半減する原因
- 正しい塗り方ができていない
- 効果的な量を使っていない
この2点です。
日焼け止めの効果を最大限に発揮できるように、正しい方法を知っていきましょう。
顔への「日焼け止めの塗り方」とは
日焼け止めの効果を最大限に発揮するためには
「十分な量をムラなく塗る」ことです。
日焼け止めの正しい塗り方
1.適量を手の平にとる
↓
2.おでこ・鼻・左頬・右頬・あご の5箇所にのせていきます。
↓
3.指のお腹を使って、ムラのないように丁寧に伸ばします。
↓
4.頬と鼻の高いところに日焼け止めを重ね塗りします。
塗り残しや、塗りムラがないように、丁寧に伸ばすのがコツです。
そして、最後の重ね塗りはぜひとも実践してください。
【特に重ね塗りをしたい箇所とは】
頬と鼻は、顔の中で張り出ているパーツです。
そのため、紫外線を浴びる量が、他と比べて極端に多い箇所となります。
1回の塗りに比べて、重ね塗りをすることで、紫外線を強力にカットできます。
顔は意識して塗るのに、つい忘れがちな場所があります。
要注意なのが「首」です。
紫外線は、首にも想像以上に降り注いでいます。
そのため、首は年齢が出やすいですよね。
「顔の肌にはハリツヤがあるのに、首にシワが目立つ」
そんな方を見ると、一気に年齢を感じてしまいます。
油断しがちな「首」にもしっかりと日焼け止めを塗ってあげましょう。
日焼け止めの効果的な量とは
日焼け止めの効果は「SPF値の高さ」が重要だと思っていませんか?
日焼け止めで、効果的に紫外線を防ぐために大切なのが「使用量」なんです。
SPF値が高い日焼け止めを買うと、それだけで満足してしまいがち。
大切なことは「効果的な量をきちんとムラなく塗る」ことです。
日焼け止めにはSPFといった、紫外線からお肌を守る効果が数値で記載されていますよね。この数値は、メーカーが独自で記載しているわけではないんです。数値の測定方法というのは「国際SPF試験法」できちんと定められています。
国際試験法で定められている量は
1c㎡あたり2mg
日焼けを防ぐ効果は、この量を塗って測定されているわけです。
つまり、定められている量をきちんと塗らないと、日焼け止めの効果が発揮されません。
この適量を、顔全体に塗った場合
500円玉ほどの量が必要になります。
500円玉の量というのは、実際に手に取るとかなり多めの量です。
普段の使用量が、どれだけ足りていなかったのかを満足していただけると思います。
日焼け止めを塗っているのに「肌が焼けてしまう」「シミができてしまう」
こんな方は、日焼け止めの量が足りていない場合が多いんですね。
お肌への負担を考えて、薄く塗ってしまう人に多い傾向があります。
お肌にとって大敵なのは「紫外線」です。
お肌のことを考えるのなら、日焼け止めを適切な量きちんと塗ることが大切です。
決して、日焼け止めの量を少なくすることではありません。
最近の日焼け止めは、お肌に優しい成分のものばかりです。
お肌への負担を過剰に心配する必要はないんですね。
日焼け止めの塗り直し時間と頻度とは
しっかり塗った日焼け止めも、時間とともに効果が薄れてきます。
一度日焼け止めを塗ったから大丈夫!ではないんですね。
日焼けやシミを防ぐためには、塗り直しが必須条件です。
いくらSPFの高い日焼け止めを塗っても、1日中効果を発揮することはありません。
・理想的な塗り直し時間は「2〜3時間」です。
・日焼け止めを塗り直す頻度は2回ほど。
タイミングとしては「お昼」と「夕方前か帰宅前」に塗り直しが出来ると理想的ですね。
「夕方の紫外線対策!実は日焼けするほど紫外線量が多い!」で詳しく説明をしていますが、特に夕日の紫外線には注意が必要です。
昼間は真上から降り注いでいる紫外線ですが、夕日だと顔に直接当たります。
日差しが弱まっているからといって、夕方の紫外線量はかなり多いんです。
油断しないように気をつけましょう。
メイク時の日焼け止めの塗り直し方とは
メイクをしている時の、日焼け止めの塗り直しは面倒ですよね。
「ファンデの上から塗り直しても大丈夫なのか?」
「メイクを一度落としてから塗り直す必要があるのか?」
迷ってしまうと思います。
もちろん理想的な塗り直し方は、一度メイクをリセットすることです。
それから①化粧水→②乳液→③日焼け止め→④ファンデ
この方法ができればベストですよね。
しかし、仕事場や外出先では、この方法は難しいです。
メイク時におすすめな日焼け止めの塗り直し方
- メイクを落とさない塗り直し方法
- ファンデーションを軽く落として塗り直す方法
二つのパターンに分けて、日焼け止めの塗り直し方をご紹介します。
メイクを落とさずに、日焼け止めを塗り直す方法
スプレータイプの日焼け止めがおすすめです。
1.あぶらとり紙などで余分な皮脂をとります。
↓
2.ファンデを軽く塗り直します。
↓
3.スプレータイプの日焼け止めを吹きかけます。
メイクをした状態でも、その上からシューっと吹きかけるだけで簡単です。
長時間の野外活動には不十分ですが、少しの外出や帰宅するだけの短時間であれば十分に効果があります。
ファンデを軽く落として、日焼け止めを塗り直す方法
ミルクタイプの日焼け止めがおすすめです。
ファンデを落としながら、日焼け止めをメイク下地にする方法となります。
1.コットンにミルクタイプの日焼け止めをつけます。
↓
2.ファンデを拭き取りながら、日焼け止めを顔全体に塗ります。
↓
3.仕上げにファンデを塗り直します。
仕上げにUVカット効果のあるファンデを使うと、より効果的です。
メイクで一番時間がかかるのはアイメイクですよね。
アイメイクまで落とすわけではないので、それほど時間はかかりません。
お肌のことを考えれば、紫外線対策が最も重要です。
少しの手間を惜しまずに、しっかりお肌を守ってあげましょう。
日焼け止め塗る順番まとめ
以上、日焼け止めの正しい塗る順・塗り方・塗る量・塗り直し時間と頻度をご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
日焼け止めは、とりあえず塗っておけば良いというものではありません。
正しい塗り方と、効果的な量を塗ってこそ効果を発揮してくれます。
そして、重ね塗りと塗り直しがとても重要なんですね。
日焼け度を欠かさず塗るのは、本当に面倒です。
私もついサボってしまいたくなることがあります。
しかし、綺麗なツヤのある肌を目指すのなら、けっして欠かすことのできないケアです。
紫外線の害というのは、お肌に蓄積されていきます。
将来に、シミやシワとなってあらわれるのが怖いんですよね。
毎日、紫外線からお肌を守るということは、未来の美肌を作っているということです。
将来の美肌作りをしているという意識を持って、日焼け止めを正しく使っていきましょう!
日焼け止めを塗っていたのに、うっかり日焼けしてしまった!
こんな失敗、私もあります。
日焼けしてしまった肌を、できるだけ早く対策するには、日焼け後の美白*ケアがとても重要です。
⇒ 日焼けした肌をケアする方法とは?美白*ケアにおすすめ美白*化粧水3選の記事内で、日焼けした肌を早く対策するための、美白*化粧水選びで大切な3つのポイントを解説しています。
そして、ポイントを満たした美白*化粧水も紹介しているので、興味のある方は参考にしてみてください。
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