【乾燥肌の化粧水の付け方】正しい化粧水のつけ方できていますか?

乾燥肌の化粧水の付け方

【乾燥肌に】正しい化粧水のつけ方があります

  • 化粧水をつけているのに肌の乾燥を防ぐことができない
  • 洗顔後に化粧水をつけると余計に肌が乾燥してしまう
  • 乾燥した肌に化粧水をつけるとヒリヒリとしみる・・・

肌の乾燥対策に、化粧水を利用している方も多いと思います。

「もしその化粧水が、肌の乾燥を悪化させてしまう原因だったとしたら!?」

間違った化粧水の使い方が原因で、肌の乾燥がひどい状態になってしまっている場合があるんです。
乾燥した肌に化粧をつけるとヒリヒリしみて悩んでいる方も多いと思います。

肌の乾燥を防ぐためには、化粧水の正しい付け方を知ることが大切。

正しい使い方をすれば、いま使用中の化粧水で、しっかりが保湿できるんです。

もくじ

「乾燥肌がひどい原因」は、正しい化粧水のつけ方ができていないから!

乾燥肌の化粧水の付け方
まずは、化粧水について知っておいて欲しいことがあります。
化粧水の中身は「ほとんど水」ということです。

パッケージには様々な配合成分が記載されてはいます。
保湿成分や美容成分など、スキンケアのための成分がズラリと並んでいますよね。

実際は全体の8割ほどが水(精製水)なんです。

水道水を肌につけたあと、そのままにしておくとどうなりますか?
そうです。肌が乾燥してしまいます。
肌表面の水が蒸発することで、肌の水分も奪っていくからです。

つまり、化粧水単体では「保湿」といった働きはほとんどできないんです。

このことを理解しないまま化粧水を使っていると、いつまでたっても肌の乾燥はひどいまま。
これからご紹介する、正しい化粧水の付け方をぜひ参考にしてみてください。

乾燥肌の「正しい化粧水の付け方」3つのポイント

正しい化粧水の付け方
化粧水の付け方を間違えると、逆に肌の乾燥を悪化させてしまうことがあります。
そんなことにならないように、次の3つのポイントに注意してください。

1.化粧水あと、肌の乾燥の対策に「しっかり蓋」をする

化粧水の後に乳液
化粧水を単体で付けて放って置くとどうなるか?
お肌の乾燥を招いてしまうことは、お分かり頂けたかと思います。

それでは、肌の乾燥を防ぐにはどうすれば良いのしょうか?
化粧水を付けたあと、乳液や保湿クリームでしっかり蓋をしてあげることです。

大切なのは、化粧水で補給した水分の蒸発を防ぐこと!乳液やクリームの油分で、肌の潤いを逃がさないように蓋をしてあげることです。

油分の蓋により、潤い成分や美容成分が、お肌にしっかり浸透します。

2.肌の乾燥がひどい人は「ミスト化粧水」は避ける

乾燥肌にミスト化粧水はよくない
最近は、スプレータイプのミスト化粧水が大人気です。
細かい水粒子をスプレーできて便利ですよね。

このミスト化粧水、肌の乾燥がひどい方は使用に注意が必要。
逆に、肌の乾燥を悪化させてしまうからです。

ミストタイプは、細い粒子の化粧水を均一に満遍なく振りかけられます。
使用直後は、とても潤った感覚になりますよね。

そこが落とし穴。
ミスト状の化粧水は肌に浸透するよりも早く蒸発してしまうんです。

元々あった肌の水分まで一緒に蒸発させてしまい、肌から潤いを奪ってしまいます

結果、スプレーしたあとの方が、肌が乾燥してしまうことに。濡れた紙が乾くと「パリパリになるのと同じ現象」です。それがお肌でも起こってしまうんです。

特に注意が必要なのが、アルコール成分が配合されているもの
蒸発しやすく、肌の乾燥がひどい方は使用を避けることをおすすめします。

3.肌の乾燥がひどい人は、収れん化粧水は避ける

乾燥肌に収れん化粧水はやめる
収れん化粧水は、皮脂をコントロールしてキメを整える作用がある化粧水。

顔のテカりに悩んでいる方で、使用している人も多いのではないでしょうか。
つけ心地がさっぱりとして気持ちが良いですよね。

さっぱり感の理由は、一般の化粧水よりも多く含まているアルコール成分。
ただでさえ、化粧水は乾燥を誘発しやすいです。
アルコール成分の蒸発まで加わってしまっては乾燥肌が悪化してしまいます。

乾燥した肌に収れん化粧水をつけてヒリヒリしみるという方も多いでしょう。
テカリ防止のためとはいえ、肌の乾燥がひどい方は収れん化粧水は避けましょう。

テカリの原因は乾燥肌にあることを知ってください。

肌が乾燥して潤いが不足すると、それを補うために皮脂を分泌します。乾燥による過剰な皮脂分泌が、テカリの原因となってしまっている場合が多いんです。

やるべきテカリ対策は、肌の潤いを一定に保ってあげること
つまり保湿です。

それなのに、アルコール成分がたっぷりの収れん化粧水を使うとどうなるか?
肌の乾燥がよりひどい状態になってしまい、逆効果となります。

乾燥肌に化粧水をつけるとヒリヒリとしみる原因と対処法

化粧水ヒリヒリしみる

肌の乾燥を対策するために化粧水をつけたいのに

「化粧水をつけると、ヒリヒリしみて痛い」

なんて経験があるかと思います。

気温や湿度が急激に変化する季節の変わり目は、お肌のバランスが崩れしまうことが多いです。
これまで使っていた化粧水が、ある日突然ヒリヒリしみるようなことが起こりがち。

そこで、化粧水をつけるとヒリヒリしみる原因と対処法についてご紹介します。

化粧水をつけるとヒリヒリしみる原因

化粧水をつけると、肌がヒリヒリしみる原因は「肌のバリア機能が弱まっている」からです。

肌が乾燥した状態というのは、肌内部の環境もかなり崩れてしまっています。
本来の肌のバリア機能が弱ってしまうと、外部の刺激に過剰に反応してしまうんですね。

それによって、ヒリヒリとしみてしまうんです。

肌がヒリヒリしみるときの対処法

肌の乾燥対策には、化粧水をつけないわけにはいきません。
保湿をして皮膚にうるおいを与える必要があります。

そこで注意すべきは、化粧水の成分になります。
刺激の強い成分が含まれてる化粧水は、肌が過剰に反応してしみてしまいます。

特に注意が必要な化粧水は

  • 美白*化粧水
  • 収れん化粧水

美白*成分は刺激が強いものが多く、乾燥肌を痛めてしまう場合があります。
また収れん化粧水はアルコール成分という強い刺激があるので避けましょう。

ヒリヒリしみる時の、おすすめの化粧水は「敏感肌用の高保湿タイプ」の化粧水です。
敏感肌用に開発されているため、ヒリヒリとしみるような刺激成分が使われていません。
また、保湿のみを目的としているので、肌への刺激となる成分が少ないのも特徴です。

美白*ケアをしたいという、気持ちはよくわかります。
しかし、まず優先すべきは、肌にうるおいを与えることをしてバリア機能をサポートさせることです。

健康的な肌になってから、美白*などのケアを再開してください。

乾燥肌には「化粧水をたっぷり使う!」は間違い

乾燥肌の原因は化粧水の使い方
乾燥肌の対策方法として、よく目にする表現。
「化粧水をたっぷり使う」「バシャバシャ使う」
お肌に水分を与えること自体は、決して悪いことではありません。

ただ、水分を与えるだけでは不十分ということです。
お肌に水分を補給する行為が、逆効果になってしまうことがあるからです。

その理由は、化粧水はすぐに蒸発してしまうから。

「過乾燥」という言葉をご存知でしょうか?

肌の表面に付いた水分が蒸発する際に、肌内部の水分まで一緒に奪ってしまう現象です。

化粧水の蒸発は、この「過乾燥」を引き起こしてしまうんですね。
それによって、肌がカラカラの状態になり乾燥してしまいます。

たっぷりと化粧水を付ければ付けるほど、過乾燥が起こり肌は逆に乾燥してしまう。

  • 保湿成分が入った化粧水をたっぷりつけて終了!
  • 化粧水だけで肌がしっとりしたから保湿ケアは完了!

なんてスキンケアをしていたら、余計に乾燥肌になってしまうのでご注意を!
化粧水のあとは、すぐに乳液やクリームでしっかり蓋をするまでが保湿ケアです。

乾燥肌の化粧水の付け方まとめ

乾燥肌の化粧水の付け方
以上、乾燥肌の化粧水の付け方について、正しい化粧水のつけ方をご紹介してきました。
いかがだったでしょうか?

  • 化粧水を付けたあと、肌の乾燥対策に「しっかり蓋」をする
  • 肌の乾燥がひどい人は、ミスト化粧水は避ける
  • 肌の乾燥がひどい人は、収れん化粧水は避ける

化粧水の使い方を間違ってしまうと逆効果になってしまうんですね。
保湿ケアをしていたつもりが、逆に乾燥肌の原因になっていた!?
なんてことにならないように。

正しい化粧水の付け方で、お肌にしっかり潤いケアをしてあげてください。
皮膚の乾燥を防ぐことができるようになってきます。

今回は肌の乾燥対策のための化粧水の付け方をご紹介しました。
「【顔の乾燥肌を対策するには?】乳液を活用した効果的な3つの乾燥対策」の記事内では、乾燥肌を対策するための、乳液活用法を詳しくご紹介しています。
興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

潤いのある肌は、美肌の必須条件。
保湿ケアがしっかり出来れば、お肌の状態はどんどん良くなりますよ!

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