肌のトーンアップをするスキンケアをご紹介
- 肌をトーンアップさせるためのスキンケアはありますか?
- 肌のトーンアップのため、なるべくノーメイクを心掛けているのですがどうでしょうか?
このような「肌トーンアップ」に関しての質問にお答えします。
現役エステティシャンの回答がこちら。
質問:肌をトーンアップさせるためのスキンケアはありますか?
回答:はり、あります。本記事でご説明しますね。
質問:肌のトーンアップのため、なるべくノーメイクを心掛けているのですがどうでしょうか?
回答:お肌への優しさを優先されているのでしょうが、実はノーメイクはおすすめできません。
本記事では、肌のトーンアップのためのスキンケア
そして、ノーメイクの注意点についてまとめます。
長年、美容業界で仕事をしています。
美容のプロ目線で解説していきますね。
肌トーンアップしないのはなぜ?【疑問】
毎日のスキンケアを頑張っているのに、トーンアップしないと悩まれる方が多いです。
それには理由があります。
トーンアップに必要なケアの条件を、クリアできていないからです。
詳しく解説していきますね。
トーンの意味は、日本語にすると【色の明暗】です。
つまり、肌のトーンアップは、肌の色を明るくすること。
では、私たちの肌の色は、何によって決まっているのでしょうか?
肌の色を決める3要素
- 肌内部のメラニン量
最もわかりやすく、肌の色を左右する要素です。
皮膚の色素であるメラニンの量が多いほど、肌の色はトーンダウンしてしまいます。
肌の色そのものを決める重要な要素です。
- 肌の水分量
角質層の水分量によって、肌のツヤに大きな違いがでます。
水分量の少ない肌は、どんよりとした肌色になってトーンダウンしてしまいます。
ツヤのある肌には、水分量は欠かせない要素です。
- 肌の血色
皮膚の血流量も大切な要素になります。
血流が悪いと肌の色は浅黒くなり、トーンダウンしてしまいます。
キメの整った肌色には、血色が不可欠です。
3つの要素によって、肌のトーンが決まっています。
つまり
トーンアップできない理由とは
- 肌内部のメラニン量
- 肌の水分量
- 肌の血色
これら3要素のケアを、きちんとできていなかったからなんですね。
それでは、肌のトーンを決める3つの要素をケアして、肌のトーンアップのためのスキンケアをご紹介していきます。
肌のトーンアップをするスキンケア3選
肌のトーンアップは、言い換えると
・くすみのない明るい肌作り
・キメが整ったツヤのある肌作り
ですよね。
そのためのケアに、特別に高価な化粧品は必要ありません。
これから紹介する、基本的なスキンケアを実践することで、着実にトーンアップした自信の持てるお肌に近づいてきましょう。
(1)メラニン対策でトーンアップ
紫外線対策!これは必須ケアです。
もっとも肌内部のメラニン色素を増やしてしまうのが紫外線。
つまり、肌のトーンダウンさせる、一番の悪者です。
きっちりとガードしましょう。
加えて、毎日のスキンケアで気をつけて頂きたいのが「摩擦」です。
「摩擦」が色素沈着の原因となり、肌のトーンダウンにつながるからです。
スキンケアをすればするほど、摩擦の頻度は上がってしまうもの。
クレンジングや洗顔のときは、お肌への摩擦が極力ないようケアを心掛けてください。
(2)肌の水分量を上げてトーンアップ
美白*化粧品から、高保湿化粧品に切り替えたら肌のトーンがアップした!
なんて方は、実は多いんです。
それくらい、保湿ケアというのは、肌のトーンアップに欠かせないケア。
浸透力を優先した基礎化粧品に切り替えるのもトーンアップのための一つの選択肢です。
加えて、もう一つ大切なスキンケアがあります。
それが「水分をしっかりとる」
外側からの保湿ケアはやっているのに、内側からの保湿ケアが疎かなな方が意外と多いんですよね。
1日2リットルを目標に、意識的に水分を積極的にとってください。
化粧品なんかよりも、お肌の変化を満足されますよ。
※ 注意したいケアについて
角質ケアのやり過ぎには注意が必要です。トーンアップのためにピーリングなどの角質をとるタイプのケアをやり過ぎる方がいらっしゃいます。やった直後は肌のトーンがアップするので、良いケアをした満足がとてもあります。しかし、角質ケアというのは、肌を薄くする行為です。つまり、お肌の水分保持力が下がってしまうんですね。やり過ぎはお肌の水分量まで下げてしまう恐れがあります。
(3)血色を良くしてトーンアップ
毎日のスキンケアに、簡単なマッサージを習慣にするのがおすすめ。
お肌の血行がよくなると、内側からのパッ!とした明るさが出ます。
加えて、大切になってくるのが、全身の血行。
当然ですが、顔の血色は、全身とつながっています。
つまり、顔だけ血行を良くしても、長続きしないんですね。
冷え性で、末端の血行が悪くなりがちな方は、家の中でもできる軽めの運動を習慣にしてみてください。
道具もいらない、スクワットや、なんなら屈伸運動でも、習慣にすると全身の血行が良くなりますよ。
以外とできていない3つのケアでした。
すごく基本的なことをご紹介しているのは分かっています。
しかし、3つの要素をきちんとできている方というのは想像以上に少ないんですよね。
つい、高価な美白*化粧に頼って、安心してしまったり。
とても良いケアをしていると過信してしまうんですよね。
でも、お肌のトーンアップには、魔法のような裏技はありません。
もの凄く初歩的なスキンケアにはなりますが、基本とも言えるケアが健康的なトーンの明るいお肌を作ってくれます。
お肌をトーンアップさせる3つのケアを意識して、自信の持てる透明感ある肌作りをしていきましょうね。
次はノーメイクに関しての質問に答えたいと思います。
ノーメイクより、刺激の少ないベースメイクがおすすめ
記事の最初にかいた質問内容になります。
質問:肌のオーンアップのため、なるべくノーメイクを心掛けているのですがどうでしょうか?
回答:お肌への優しさを優先されているのでしょうが、実はノーメイクはおすすめできません。
お肌のためを思って、ノーメイクを実践されている方がいらっしゃいます。
なるべくノーメイクで生活することで、お肌のトーンアップにもつながるイメージってありますもんね。
もちろんお肌に余計な負担をかけないというのは、私個人の意見としても賛成です。
けれど、一点注意が必要なので、あえて書かせていただきました。
それは
ノーメイクだと「肌に優しいことをしているという過信」から「紫外線対策に油断が生じる」んですね。
UVケアが疎かになってしまう方がけっこういらっしゃるんです。
ノーメイクを実践したら、シミが増えた!
という悩みを、時折耳にします。
原因はまさに「紫外線対策の油断」です。
ベースメイクをしていれば、日焼け止めの塗り直しが不十分でも、紫外線からお肌を守ることができます。
しかし、ノーメイクだと、あまりにも無防備なお肌に、紫外線が降り注ぐわけです。
その結果、紫外線よって、メイクの負担よりも大きなダメージをお肌に与えてしまうんですね。
肌老化の8割が紫外線によるダメージといわれています。
肌のトーンダウンにもっとも悪影響を与えてしまう怖い存在。
お肌の負担を考えるのなら、刺激の少ないベースメイクという選択がおすすめです。
肌トーンアップまとめ
以上、肌のトーンアップについて、肌トーンを明るくするスキンケア方法をご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
肌のトーンを決める3要素
- 肌内部のメラニン量
- 肌の水分量
- 肌の血色
肌のトーンアップをする3つのスキンケア
- メラニン対策でトーンアップ
- 肌の水分量を上げてトーンアップ
- 血色を良くしてトーンアップ
確かにお肌がトーンアップしただけで顔全体の印象がパッと華やかに見えますよね。
毎日のスキンケアで、トーンアップしたキメの整った肌はつくれます。
一瞬で素肌がワントーン明るくなるような魔法はありません。
少し時間がかかるかもしれません。
けれど、毎日のスキンケアでお肌本来のツヤ感引き出していくことで、未来のトーンアップした素肌につながります。
メイクで作った肌ではなく、内側から明るい健康的な素肌作りをしていきましょう。
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