眉間の表情ジワを目立たなくケアする方法
- 眉間の表情ジワが目立ってきました。原因はなんでしょうか?
- 気になる眉間の表情ジワをケアする方法はありますか?
このような「眉間の表情ジワ」に関しての質問にお答えます。
回答がこちら。
質問:眉間の表情ジワが目立ってきました。原因はなんでしょうか?
回答:表情の癖による「肌の折りたたみ跡」です。本記事でご説明しますね。
質問:気になる眉間の縦ジワをケアする方法はありますか?
回答:はい、あります。保湿ケアともう一つ表情の癖を直す必要があります。
本記事では、眉間の表情ジワが目立つ原因
そして、眉間の縦ジワをケアする方法ついてまとめます。
長年、美容業界で仕事をしています。
美容のプロ目線で解説していきますね。
眉間の表情ジワが、どんどん目立つ原因
眉間の表情ジワが目立ってくる原因は
表情の癖による「肌の折りたたみ跡」
例えば、折り紙をイメージしてください。
何度も同じ場所を折ると、くっきりと線が刻まれますよね。
しかも、少しヨレただけで、ピシッ!と線が入りやすくなります。
これと同じことが、眉間のお肌でもおこってしまっているんですね。
眉間のシワが、目立つよう定着してしまう進行具合には3段階あります。
眉間の表情ジワ悪化の3段階
初期は表情線:表情が変化した時だけ線になります。表情が戻ればシワが目立たなくなる段階。
中期は癖ジワ:表情が癖になり折りたたみ跡がついてしまう。表情を戻してもシワが残り、しばらく消えない段階。
終期は定着ジワ:くっきりと縦ジワが刻まれてしまう。表情が素の状態でも、常にシワが目立つ。
眉間の表情ジワは、なるべく早い段階で対策をしていきたいところです。
それでは、眉間の表情ジワをケアする方法をご紹介していきます。
眉間の表情ジワを目立たなくケアする方法
眉間の表情ジワは、2つのアプローチでケアしていきます。
① 肌の柔軟性をケア
② 表情の癖を直す
眉間のシワが目立つのは、肌に折り癖が原因とご説明しました。
そこで、柔軟性をケアすることで、折り癖をなくしていきます。
そのために必要なのが
「肌の柔軟性をケアする保湿」です。
① 眉間の表情ジワ対策「肌の柔軟性をケアする保湿」
「保湿ケア」が表情ジワ対策にどれだけ重要なのかというと。
乾燥している肌は、柔軟性が著しく低下します。
伸び縮みできない肌は、折り癖がとてもつきやすい状態。
例えば、乾燥してカラカラのお餅の表面は、いつまでたってもクッキリと線が残りますよね。
一方で、つきたてお餅は柔軟性があって、表面に線が入りません。
乾燥状態というのは、眉間の表情ジワをより一層目立たせてしまう原因になるんですね。
眉間の保湿ケアには、化粧水や乳液といった基本的なスキンケアに加えて
「保湿クリーム」がおすすめです。
クリームタイプは、お肌に長く留まります。
眉間の乾燥をじっくりとケアができるからです。
保湿クリームを選ぶさいは「レチノール」が配合されたクリームがおすすめです。
レチノールは乾燥による小ジワケアへの効果が認められている成分なんですね。
保湿で肌の柔軟性をケアして、眉間のシワに負けない肌作りをしていきましょう。
② 眉間の表情ジワ対策「表情の癖を直す」
次に眉間の表情ジワの根本原因ともいえる「表情の癖」をどうするか。
これが大問題なんですよね。
眉間のシワって、ある状況のときにやってしまいがちな癖ではあります。
眉間にシワができる状況
・イライラしたとき
・考え事をするとき
・目をこらして、見えづらいものをみるとき
私自身も、ついやってしまいます・・・
癖というのは、なかなか直らないんですよね。
やめようとリセットするのが難しい。
特に表情の癖は「その表情はもうしない」と意識しても直すのは困難です。
では、どうすれば良いのか?
新しい癖で上書きをする
上書きが、癖を直すのに効果的なんです。
癖は「止めよう!」と思っても、かえって気になってしまいます。
癖はただ止めようとするのではダメなんですね。
意識的な行動で上書きことができるんです。
つい、眉間に乾燥による小ジワを寄せてしまう方にすすめている癖の上書き方法
先ほどご紹介した「眉間にシワができる状況」
・イライラしたとき
・考え事をするとき
・目をこらして、見えづらいものをみるとき
この状況になって、眉間に乾燥による小ジワを寄せそうになったら
中指のお腹を眉間に当てて、クルクルほぐす
これだけを聞くと、笑ってしまうような対策ですが。
やってみると、眉間に乾燥による小ジワを寄せる癖を矯正できるんです。
イラっとして、グっと眉間に力が入りそうになったら
中指のお腹を眉間にピタっと当てる
すると、眉間にグっと力が入ってシワが寄っているのが指のお腹で分かります。
「あっ、いけない、いけない。乾燥による小ジワを作ってしまっている」
と自覚ができます。
少しだけ、指のお腹で眉間をクルクルして、緊張をほぐしてあげます。
たったこれだけ
と思われた方がいらっしゃるかと思います。
しかし、癖というのは、長い期間を考えると、お肌にとんでもない影響があります。
特に表情ジワに関しては、毎日積み重ねられて、お肌に折り癖をつけてしまった結果です。
一本のクッキリとした縦線として、お肌に刻まれてしまう前に、表情の悪い癖を上書きしていきましょう。
しだいに、眉間にグっと力を入れてしまう癖自体も、直ってきますよ。
眉間の表情ジワを目立たなくするまとめ
以上、眉間の表情ジワについて、気になる縦ジワを目立たなくケアする方法についてご紹介してきました。
眉間の表情ジワは、2つのアプローチでケア
① 肌の柔軟性をケア
② 表情の癖を直す
眉間の表情ジワ対策2つのケア方法
① 保湿ケアには「レチノール配合の保湿クリーム」がおすすめ
② 癖の上書き「眉間に乾燥による小ジワを寄せそうになったら、中指のお腹を眉間に当てて、クルクルほぐす」
保湿ケアで肌の柔軟性をケアしつつ、シワ原因となる癖を直す。
眉間にシワが定着しないよう、着実にケアをしていくことが大切です。
表情ジワだけに限らず、シワ全般に言えることですが、紫外線対策もきちんとやっていきましょう。
紫外線によるお肌のダメージは、シワ原因の一つですから。
気になる眉間の表情ジワを目立たなくして、明るい表情を取り戻しましょう!