【疑問】高い化粧品は本当に効果があるのか?
- 肌が綺麗な人は、高い化粧品の効果のおかげなの?
- 安くても良い化粧品はあるけど、やっぱり高い化粧品の方が効果あるの?
- 思い切って高い化粧品を買ったけど効果が満足できず無駄に・・・
巷には様々な化粧品が溢れかえっていますよね。
消費者の私達からしたら、選ぶのも大変な状況です。
化粧品売り場にいって、
高い化粧品を目にすると
「高い分、お肌にとても効果的なんだろうな〜」
なんて思ってしまいます。
けれど、実は必ずしもそうではないんです。
無駄に高い化粧品を買って意味がない!なんて損をしないために!
化粧品を選ぶ前に、ぜひとも知っておいてほしいことがあります。
今回は化粧品選びで大切な3つのポイントをご紹介します。
高い化粧品は本当に効果があるのか?【無駄!意味ない!の真実】
本当に自分に合う基礎化粧品はどれなのか?
これは女性にとって死活問題の大テーマです。
数多くの商品から、自分に合った化粧品を見つけ出したいですよね。
そこで、化粧品選びで損をしないために知っておくべき3つのことをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
1.高い化粧品の値段の正体とは?
「高級化粧品ほど、美容効果が高いんだろうな!」
普通はこう考えてしまいますよね。
確かに、高級化粧品には多くの美容成分が配合されています。
しかし、その成分が実際にお肌に良い作用をしているかは別の話です。
まずは、化粧品の値段がどう決まるかを知っておきたいですね。
原材料よりも、値段を左右する要因があるということです。
化粧品の値段を決める2大要因
① 宣伝費
② パッケージの生産コスト
高級化粧品は、テレビCM等で大々的に商品を宣伝します。
しかも、有名な女優さんを起用。
「宣伝にかかる費用は莫大な金額」となるわけです。
そして、化粧品パッケージの生産コスト。
高級感のあるパッケージや、容器のデザインは消費者をひきつける重要な要素です。
「デザインから生産まで、かなりの費用」をかけます。
これが、高級基礎化粧品の値段の正体。
中身の成分以外に「宣伝費やパッケージの生産コストが含まれている」んです。
「売るためのコスト」が大きな割合を占めているわけですね。
つまり、化粧品は高ければ高いほど良いというわけではありません。
大切なのは値段ではないということ。
無駄に高い化粧品を買っても、意味がないんですね。
「自分の肌に合うかどうか」で判断するのが正しい選び方です。
2.化粧品の美容成分は逆効果になることも!?
化粧品売り場にいくと「美白*効果」「シミの元となるメラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ効果」「肌にハリを与える」など、様々な美容効果をウリにした商品が販売されています。
美容成分というのは、お肌に良い影響を与えるものばかりではありません。
時として、お肌に逆効果になることもあるので注意が必要です。
例えば、美白*効果が高いとされている「ハイドロキノン」という成分があります。
漂白効果を持っていることから、美白*化粧品に用いられていますね。
日本では以前、医薬成分に指定されていて医療機関でしか処方されていませんでした。アメリカなどでは、医師の管理下で処方されるほど強力な成分です。
肌が弱い方などは、強い刺激によって炎症を起こしてしまうこともあります。
美容成分というのは、お肌にダメージを与えてしまう危険性もあるんです。
使用してみて、お肌に異常を感じた場合はすぐ使用をやめてください。
安い買い物ではないので、つい無理をして使い続けてしまう気持ちは分かります。
けれど「一番大切なのはお肌」という事をくれぐれもお忘れなく。
3.無添加基礎化粧品の本当の安全性とは?
無添加と聞くと、肌にとても良さそうなイメージがありますよね。
化学成分を多く含んだ化粧品よりも、安全性が高そうに感じます。
しかし、「無添加=安心」というわけではないんです。
まずは、無添加とはどういった意味か知るべきですよね。
読んで字のとおりですが、添加がされていないという意味になります。つまり「配合されていない」という意味です。
無添加という言葉から、自然派や天然素材といったイメージを抱きがちです。
けれど、それは間違ったイメージです。
ただ「配合されていない」という意味の単語なんですね。
無添加という言葉の印象だけで、商品を信頼してはいけないんです。
天然素材をウリにしている化粧品などには、防腐剤などが不使用な商品があります。
安全性は一見高そうですが、これにも注意が必要です。
防腐剤が入っていないということは、つまり劣化しやすいんです。食べ物でいったら、腐りやすい。いくら安全性が高いからといって、腐ってしまった物を肌につけてしまっては逆効果です。
冷蔵庫に入れるなど、保管方法には注意が必要です。
使用する際にも、気をつけてほしことがあります。
防腐剤が入っていないということは菌に弱いということ。
容器の口に手が触れたりすると、そこから菌が繁殖しやすいです。
化粧品は栄養成分が豊富なため、特に注意が必要。
使用する際は、皮膚が容器の口に触れないようにする工夫が必要となります。
コットンを使用するのがオススメです。
無添加化粧品を最高の状態で使い続けるには、直接触れないように注意して使ってください。
化粧品が「高い・安い」よりも大切なこと
化粧品はお肌に合ったものを「使い続ける」ことで効果を発揮します。
一見、高い化粧品は効果が高そうですよね。
けれど、短期間だけ使用しても、望んだような効果は得られません。
しかも、高い化粧品はもったいないという意識が働いて、チョビチョビと控え目に使いがち。
化粧品は適量をしっかり使ってこそ、効果があります。
美肌作りに必要なのは、高い化粧品ではないんですね。
無駄に高級化粧品の効果を期待しても、意味がないというわけです。
- しっかりとした「適量を使える化粧品」
- 無理なく「継続して使える化粧品」
この2つが「化粧品の効果をもっとも得られる条件」です。
「高い・安い」に惑わされず、自分の肌に合った化粧品を自信を持って使い続けてください。
高い化粧品は効果があるのかまとめ
以上、高い化粧品は本当に効果があるのか?についてお話をしてきました。
- 基礎化粧品は、値段が高いからといって良い物だとは限らない
- 時として、美容成分は逆効果になることもある
- 無添加化粧品を安全に使うには注意が必要
・高級化粧品だから美容効果も高い
・無添加だからお肌に良い
このようなイメージを抱きがちですよね。
高級でデザインが洗練された化粧品を見ると「お肌に効果がありそう」と思ってしまいます。
起用されている有名な女優さん達のような、キレイな肌になれると期待してしまうのも当然。
ポスター等の写真は、プロによって徹底的に画像加工修正されています。
シミやシワが一つもない、非現実的な肌をしていますから! 笑
一度、現実に戻って冷静に考えたいですよね。
化粧品を選ぶポイントは、商品イメージではなく満足が大切です。
値段の高い安いに関係無く、自分の肌に合うかどうかで判断してください。
自分のお肌が変わることが、何よりの証拠です。
化粧品に振り回されずに、自分の肌と向き合っていきましょう!
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