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服についた体臭が洗濯しても取れない!臭いを落とす洗い方と予防策

服についた体臭が洗濯しても取れない!臭いを落とす洗い方と予防策

洗ったばかりのTシャツなのに、着てしばらくすると脇のあたりが気になる。

洗剤を変えて、柔軟剤の香りも足したのに、あの体臭のような臭いだけ戻ってくる。

ちゃんと洗濯しているのに、どうして臭いの?

と不安になりますよね。

とくに通勤電車や職場、友人と近くで話すときは、自分だけでなく周囲にも臭っているのではと気になるもの。

でも、洗濯しても取れない臭いを、すべて体そのものの問題と考える必要はありません。

衣類に残った皮脂汚れや臭いの成分、洗濯後の乾き方などが重なっている場合もあるんです。

私ならまず、洗剤を買い替える前に「いつ、どこが、どんなふうに臭うか」を確かめます。

それだけで、洗い直すべきなのか、つけ置きを試すべきなのか、洗濯機や干し方を点検すべきなのかが見えやすくなるから。

この記事では、衣類の臭いが消えない理由から、今日試せる洗濯の手順、酸素系漂白剤を使う際の注意点、素材別の対処法まで順番に整理しました。

この記事でわかること

  • 洗濯しても服に体臭が残る理由と、汗をかくと臭いが戻る仕組み
  • 臭うタイミングと場所から原因の候補を見分ける方法
  • 普段の洗濯で見直したい5つの手順と、つけ置きが向くケース
  • ポリエステル・綿・デリケート素材の扱い方と、再発を防ぐ習慣
目次

服の体臭が洗濯しても取れない4つの理由

洗濯後のTシャツから臭いが残る理由を考える女性

皮脂や汗由来の汚れが繊維に残っている

服の体臭が洗濯で取れないとき、最初に考えたいのは落としきれていない汚れです。

汗や皮脂、肌から移った汚れが繊維に残ると、時間の経過や細菌の働きなどによって、嫌な臭いにつながることがあります。

花王も、汗の臭いが残る原因として、皮脂汚れの洗い残しや洗濯物の詰め込み、生乾きなどを挙げています。

見た目がきれいでも、臭いの原因になる汚れがゼロになったとは限りません。

なかでも脇、首まわり、背中、胸元は肌と接する時間が長く、汗や皮脂がつきやすい場所。

「白いTシャツはきれいなのに、脇だけ臭う」という場合は、その部分だけ汚れが残っている可能性を考えてみてください。

一度で落ちなかった汚れが、着用と洗濯を繰り返すうちに積み重なることもあります。

だからこそ、服全体を何度も強く洗うより、臭う箇所を狙って前処理するほうが合理的な場合があるんです。

湿気と温度で「戻り臭」を感じやすくなる

洗濯直後は大丈夫なのに、着るとまた臭う。

この現象は、気のせいとは限りません。

ライオンの衣類臭研究では、乾燥すると感じにくくなった臭いが、再び水分を含むと感じられることが確認されています。

衣類が体温で温まり、汗で湿るタイミングは、まさに臭いが気になりやすい場面。

ここで大切なのは、汗をかいた人の体臭と、服に残った臭いを同じものとして決めつけないことです。

着る前の服の脇部分を確かめ、少し湿ったときに変化するか、同じ服だけ繰り返し臭うかを整理してみましょう。

ただし臭いを確かめるために、意図的に長時間湿らせたり、衣類を傷めるほど加熱したりする必要はありません。

「乾いた状態では無臭」だけで、洗濯が完全に成功したと判断しないのがポイントです。

生乾きの時間が長く、別の臭いが重なる

汗臭さだと思っていたものが、実は生乾き臭と混ざっていることもあります。

洗濯後の衣類に水分が長く残ると、細菌が増えやすくなり、皮脂などの残留汚れと関係して臭いが発生する場合があります。

洗濯機の中に濡れた服を置いたままにする、室内にぎゅうぎゅうに干す、厚い部分だけ乾かない。

こんな条件が続くと、せっかく洗ってもすっきりした仕上がりになりません。

しかも乾いたあとに臭いが弱くなっても、また湿れば気になり始める可能性があります。

つまり「洗う力」だけでなく「乾かす速さ」もセットで見直したいんです。

洗濯機の容量・洗剤量・仕上げ剤が合っていない

忙しい日は、つい洗濯機に服を押し込んでしまいますよね。

でも、衣類が動く余裕がないほど詰め込むと、洗剤液が十分に行き渡らず、汚れ落ちが悪くなることがあります。

洗剤も、たくさん入れれば汚れが必ず落ちるわけではありません。

水量や衣類の量に合わない使い方を続けると、すすぎや仕上がりにも影響します。

また、柔軟剤を過剰に使うと、成分が蓄積して吸水性が低下することがあると花王は案内しています。

香りで臭いを隠そうとして、かえって衣類の状態を分かりにくくしていないか。

そこも一度振り返ってみたいところです。

臭いが戻るタイミングで原因を見分ける

洗った直後・着たとき・乾かす途中という臭いの発生タイミングの比較

臭いが気になるタイミングは、どこを直せばよいか考えるヒントになります。

次の分かれ道を見て、自分の服に近いパターンを探してみましょう。

臭いは、いつ気になる?
当てはまる経路の「次にすること」を確認
洗った直後
↓
一枚だけ臭う?
はい → 脇・襟を前処理
いいえ → 洗濯量・洗剤量・槽を点検
干している途中
↓
衣類が乾きにくい?
はい → 間隔・送風・除湿を改善
いいえ → 洗い残しの可能性も確認
着て汗をかいたとき
↓
同じ服だけ臭いが戻る?
はい → 部分前処理・対応素材ならつけ置き
いいえ → 衣類以外の可能性も考える
↓ 共通の確認 ↓
洗濯表示の確認 → 適切な洗い直し → すばやく乾燥 → 臭いの変化を確認

洗濯直後から臭う場合

洗濯機から取り出した瞬間に臭うなら、まず洗い残しや洗濯機まわりを疑います。

臭うのは特定の一枚だけでしょうか、それともタオルも下着も同じように臭うでしょうか。

一枚だけなら、その服の皮脂汚れや素材との相性が気になるところ。

複数の洗濯物が一緒に臭うなら、洗濯量、水量、洗剤量、槽の汚れなど、共通する条件を点検したいですね。

ドラム式か縦型かによっても取扱説明書にある適正な量や槽洗浄の方法は違います。

まずは普段どおりの洗い方を思い出し、気になる服だけを少なめの量で洗って違いを見ると、切り分けやすくなります。

乾かしている途中や、干したあとに臭う場合

干している間にむわっとするなら、乾燥に時間がかかっていないかが手がかりです。

厚いパーカーのフード、ズボンのポケット、重なった脇の布などは、外側が乾いていても内側に湿気が残りがち。

洗濯機から出すまでに時間が空いた日や、雨で部屋の湿度が高い日も思い出してみてください。

風が通る間隔で干す、扇風機やサーキュレーターを使う、除湿する、といった改善が候補になります。

ただし既に臭いが残っている服は、乾かし方だけ変えても十分でない場合があります。

そんなときは洗い直しと乾燥の改善を組み合わせるのが現実的です。

着用して汗をかくと急に臭う場合

朝は問題ないのに、駅まで歩いたあとに臭いが気になる。

このタイプでは、衣類に残った汚れや臭いが湿気・温度によって目立つ可能性があります。

とくにポリエステルのスポーツウェア、吸汗速乾インナー、長く着ているポロシャツなどで悩む声が見つかりました。

ただし「化学繊維だから絶対に取れない」という意味ではありません。

まずは脇や背中を部分洗いし、適切に洗って乾かした後で変化を見るのが先。

それでも同じ一枚だけすぐに臭うなら、その服に残った汚れが落ちきっていないかもしれません。

一方で、新しい服を含め何を着ても臭いが強く、体自体の臭いや汗の変化が気になる場合は、衣類だけの問題に限定せず考えましょう。

原因を絞るための3つのメモ

長い記録は必要ありません。

「臭う服」「臭う場所」「臭い始めるタイミング」の3つだけ書き出してみてください。

たとえば「黒いポロシャツ・脇・着て30分後」なら部分前処理から。

「洗濯したタオル全般・全体・干している途中」なら洗い方と乾燥環境から。

「新品のインナーも含め全部・着用中」なら、衣類以外の可能性も意識する、と整理できます。

こうして分けると、毎回違う洗剤を買って試すより、何を変えればいいかがはっきりするはずです。

まず試したい洗濯の基本5ステップ

衣料用洗剤の前処理から洗濯と乾燥までの基本5ステップ

ステップ1:洗濯表示を確認して、洗える服か判断する

臭いを早く落としたくても、最初は服の内側にあるケアラベルから。

洗濯おけにバツ印がある場合は、家庭での水洗いができない表示です。

また、洗濯可能でも温度の上限や弱い水流などの指定があることがあります。

「40℃なら汚れが落ちそう」と思っても、30℃以下の表示があれば上げないでください。

漂白剤を使う場合は、三角形の記号と素材の両方を確かめる必要があります。

タグが見当たらない服、色落ちが心配な服、大切な服は、強い処理を急がずクリーニング店などに相談する選択もあります。

ステップ2:脇や襟など、臭う部分を前処理する

すべての衣類を毎回つけ置きする必要はありません。

臭う場所が決まっているなら、通常の洗濯の前に、衣料用洗剤をその部分へなじませる方法から試せます。

洗剤の表示にしたがい、少量をつけてやさしく押さえるように扱いましょう。

脇の縫い目や襟の裏側は、布が重なって洗い残しやすいところです。

裏返せるTシャツなら、肌に触れていた面を表にして確認すると見つけやすくなります。

ゴシゴシ強くこすると、毛羽立ちや色落ちにつながるため注意してください。

洗剤を塗布したまま長く放置しないことも大切です。

部分処理の後は、使った製品が指定する方法で本洗いへ進みます。

ステップ3:洗濯物を詰め込みすぎず、適量で洗う

臭う服を確実に洗いたい日は、洗濯量を少し減らすのがおすすめ。

目いっぱい入った洗濯槽では、衣類が十分に動けない場合があります。

ただし「何割なら必ず正解」と一律には決めず、洗濯機の説明書にある容量とコースを優先してください。

洗剤は衣類量や水量に合った表示量を使いましょう。

汚れが多いからといって、自己判断で何倍も増やすのは避けたいところ。

適量で洗ってなお残る臭いは、洗剤を増量する前に部分前処理やつけ置きで対応したほうが、原因を分けて考えられます。

ステップ4:すすぎの条件も確認する

洗剤によって推奨されるすすぎ回数は異なります。

一回すすぎ対応の洗剤もあるため、最初から全員に二回を勧めるわけではありません。

ただ、洗剤や柔軟剤を多く使っていた場合、すすぎ条件を見直す価値はあります。

衣類がべたつく、泡が気になる、強い香りだけが残るときも、一度使用量と設定をチェックしてみてください。

すすぎには清潔な水を使い、洗濯機の取扱説明書に沿って設定します。

この工程の目的は、香りを消すことではなく、洗剤を適切に使った洗い上がりへ近づけること。

ステップ5:洗い終えたらすぐ取り出して乾かす

どれだけ丁寧に洗っても、洗濯機の中に長く放置してはもったいないですよね。

終了後はできるだけ早く取り出し、風の通る場所へ。

衣類と衣類の間隔を空け、厚い部分を広げて干します。

室内なら除湿機やサーキュレーターを活用すると、乾燥を助けられます。

乾燥機を使う場合は、タンブル乾燥の表示を確認してください。

乾いたと思っても脇やポケットの内側が湿っていないか、しまう前に触って確認しましょう。

一回の洗濯で全部解決しなくても、まずこの五つを整えることが次の対策の土台になります。

酸素系漂白剤のつけ置きでしつこい臭いをケア

洗濯表示を確認し酸素系漂白剤で白い衣類をつけ置きする場面

つけ置きが向く服と、避けたい服

通常の洗濯と部分前処理をしても臭いが残るなら、衣類用の酸素系漂白剤によるつけ置きが候補です。

花王も、落ちにくい衣類の臭いへの対処として、衣料用漂白剤や漂白剤入り洗剤のつけ置きを案内しています。

とくに、家庭で洗える綿や一部の化学繊維など、製品表示で使用可能とされる衣類が対象になります。

ただし酸素系なら何でも安全、というわけではありません。

毛や絹、中性洗剤で洗う指定のある服、金属装飾のある服などには使えない製品があります。

色柄物でも色落ちの可能性があるので、製品表示に従って目立たないところで確認してください。

大切なのは服の表示と漂白剤の表示が、両方とも使用可能になっていること。

洗濯表示の三角形を読む

漂白の可否は、服のタグにある三角形のマークで判断します。

普通の三角形なら塩素系・酸素系の漂白剤が使える表示です。

三角形の内側に斜線が2本入っていれば、酸素系のみ使用できる表示になります。

三角形にバツ印なら、塩素系も酸素系も使用できません。

ここで迷いやすいのが「酸素系のみ可」なら、粉末タイプも必ず使えるのかという点。

実際には、粉末の酸素系漂白剤が弱アルカリ性で、毛や絹などに不向きな場合があります。

だから三角形だけ見て終わらず、素材欄と漂白剤の裏面まで確かめたいんです。

失敗しにくいつけ置きの手順

まず、洗面器などに衣類の表示温度を超えない水またはぬるま湯を用意します。

そこへ衣料用酸素系漂白剤を、容器に記載されたつけ置き濃度で溶かしましょう。

対象の服を液に浸し、製品に記された時間だけつけ置きします。

たとえば花王の部屋干しケア情報では、同社の指定粉末製品を水または約40℃のぬるま湯に溶かし、30分程度つけ置きする例が紹介されています。

ただし、この濃度や時間をすべての酸素系漂白剤に共通するルールとして使わないでください。

製品が違えば使用量や時間、適する素材も違います。

長く浸せばもっと臭いが消えると思うかもしれませんが、放置しすぎは色落ちや生地の傷みにつながりかねません。

つけ置き後は製品の指示に従い、通常の洗濯とすすぎを行い、すぐに乾かします。

仕上がりは、完全に乾いた状態と次回着用したときの両方で確認すると判断しやすくなります。

液体と粉末の違いをどう選ぶ?

酸素系漂白剤には液体と粉末があり、成分や液性、使える素材に違いがあります。

花王の解説では、粉末タイプは洗濯液を弱アルカリ性にでき、液体タイプは界面活性剤によって油汚れへの洗浄効果を持つ製品があるとされています。

ただし製品ごとの処方も異なるので、「粉末が必ず最強」「液体は効果がない」と決めつけるのは禁物。

脇の皮脂汚れを狙うのか、服全体の臭いをケアしたいのか、素材が何かを考え、用途に合う製品を選びます。

少量ずつ試したいなら、手持ちの衣料用洗剤と対応する前処理剤をまず確認するのも手です。

専用の洗剤を次々買い足さなくても、基本の洗濯と表示に合った漂白剤で改善する可能性はあります。

絶対に避けたい混ぜ方と温度の上げすぎ

漂白剤を扱うときは、異なる洗剤や薬剤を自己流で混ぜないでください。

特に塩素系漂白剤は、酸性製品やアンモニアなどと混ざると有害なガスが出る危険があります。

酢やクエン酸を追加する民間の洗濯法を、塩素系漂白剤と組み合わせるのは避けましょう。

また、熱湯を使う方法も万能ではありません。

服の縮み、色落ち、プリントの傷みを起こすおそれがあり、洗濯表示の上限温度を超えてはいけません。

換気し、必要に応じて手袋を使い、製品の注意書きを守って作業してください。

一度の処理で完全に取れなくても、無理に濃度や温度を上げることは勧めません。

素材・服の種類別に洗い方を変える

綿・化学繊維・ニット・ブラウスなど素材により異なる洗い方

ポリエステルのスポーツウェアや吸汗速乾インナー

ポリエステルのシャツはすぐ乾くのに、着ると汗臭さが戻りやすい。

そんな悩みは、スポーツウェアや機能性インナーで見られます。

繊維の性質や着用中に付く皮脂、洗濯の条件が重なることで、臭いの原因になる汚れが残りやすくなる場合があります。

私はこのタイプなら、まず脇と背中の裏側を中心に前処理します。

その後は衣類が動く量で洗い、洗い終えたら早めに乾燥。

柔軟剤を多く使っていたなら、製品の指示を確認したうえで使用量を見直すのもよさそうです。

なお、機能性素材はコーティングや特殊加工があることもあり、漂白剤や高温乾燥が不可の製品もあります。

ブランド名や素材名だけで決めず、必ずその服のケアラベルを優先しましょう。

綿のTシャツ・肌着・タオル

綿は家庭で洗いやすい衣類が多い一方、厚手の生地や重なる部分は乾燥に時間がかかります。

特に脇や襟は皮脂汚れが残りやすいので、臭いが集中しているなら部分前処理が基本。

白い肌着でも、塩素系漂白剤を勝手に使ってよいわけではありません。

漂白表示と生地の加工、プリント、付属品まで確認してください。

タオル全般が臭うなら、一枚ずつつけ置きする前に洗濯機の詰め込みや乾燥環境も点検します。

逆に、特定の古いタオルだけ臭うなら、対応する酸素系漂白剤でつけ置きして変化を見るのも一つの方法です。

見た目に変化がなくても、長年使って繊維が硬くなったり吸水性が落ちたりしたものは、買い替えを検討してもよいでしょう。

おしゃれ着・ウール・シルク・プリント服

大切なニットや薄いブラウスの臭いは、できれば自宅でどうにかしたくなりますよね。

ただ、強い洗剤と熱いお湯の組み合わせは、素材によってはリスクが高いもの。

毛や絹、装飾の多い服は、一般的な粉末酸素系漂白剤に向かないケースがあります。

洗濯おけにバツ印がある服は、そもそも家庭で水洗いできません。

無理に洗わず、クリーニング店で「首まわりの体臭が気になる」「汗をかくと臭いが戻る」など具体的に伝えましょう。

プロに任せる場合も、必ず臭いが消えるとは限りませんが、素材を傷めるリスクを抑えやすくなります。

お気に入りの一枚ほど、洗浄力よりまず安全性を優先したいところです。

制服・仕事着・毎日着る服

制服や仕事着は毎日使うので、洗濯を後回しにしにくいですよね。

同じ服を短い間隔で着るなら、洗濯直後から完全に乾燥するまでの時間も考えたいポイントです。

一晩で乾きにくい厚手の服は、可能なら予備を一枚用意してローテーションする方法があります。

汗を多くかく仕事なら、帰宅後に濡れた服を洗濯かごへ密閉したまま入れない工夫も有効です。

すぐ洗えない場合は、ほかの衣類を濡らさないよう一度広げ、湿気を逃がしてから保管しましょう。

勤務先の洗濯ルールがある服や防護性を持つユニフォームは、指定の洗濯方法を優先してください。

体臭の再発を防ぐ干し方・しまい方

間隔を空けて干した衣類と送風機・除湿機のある明るい室内

汗をかいた服は、濡れたまま長時間ためない

臭いが残る衣類は、洗濯の前から条件が決まっている場合があります。

汗で湿ったTシャツを丸めてかごに入れ、翌日か翌々日に洗う。

この習慣が続くと、洗う前に臭いが強くなってしまう可能性があるんです。

帰宅後すぐに洗えるなら、それが手軽です。

難しい日は、風の通るところに一時的に広げ、他の洗濯物まで湿らせないようにします。

ただし湿った衣類を何日も干しっぱなしにしてよい、という意味ではありません。

洗えるタイミングになったら、できるだけ早めに洗うことが基本です。

部屋干しは風の通り道を作る

部屋干しで大事なのは、窓を開けることだけではありません。

外が高湿度の日は換気だけでは乾きにくいため、除湿と送風を組み合わせたほうがよい場合があります。

洗濯物同士の間を空け、厚いものは広げ、風が布の間を通るように干してください。

サーキュレーターの風を当てるときも、洗濯物が密集したままでは効果を感じにくいかもしれません。

フード付きの服はフードを持ち上げ、ズボンは筒状に広げるなど、空気に触れる面積を増やします。

乾燥後は、首元や脇、ポケットなど、乾きにくいところを確認。

少し湿っていたら収納はまだ早い合図です。

洗濯槽の手入れを後回しにしない

一枚だけでなく、洗うもの全部に似た臭いがつく。

その場合、衣類以外にも目を向けたいですね。

洗濯槽の汚れ、洗剤投入口、ゴムパッキン、糸くずフィルターなどは、機種ごとの方法で定期的に手入れをします。

ただし洗濯槽用の洗浄剤を、衣類用の漂白剤と同じつもりで使うのは避けましょう。

洗濯機メーカーが指定する洗濯槽クリーナー、槽洗浄コース、使用量を確認してください。

ドラム式と縦型では手順や使用できる薬剤に違いがあることもあります。

掃除しても異臭が続く場合や排水の臭いが気になる場合は、洗濯機や排水設備側の点検も選択肢に入ります。

柔軟剤や香りづけは「臭い消しの主役」にしない

お気に入りの柔軟剤の香りがあると、洗濯の気分も上がります。

ただ、体臭のような臭いが残っている服に香りを足しても、汚れ自体が落ちたことにはなりません。

柔軟剤は規定量を守り、吸水性や肌ざわりの変化が気になるなら使用をいったん見直してみてください。

香りが強いほど安心、と考えなくても大丈夫。

無香料や香り控えめの洗剤で汚れ落ちを確かめると、臭いの変化を把握しやすい場合もあります。

近い距離で人と接するのが不安なときほど、香りで覆うより原因を減らす方向を優先したいですね。

洗い上がった服を収納するときの小さなコツ

たんすに入れた途端に臭うように感じるなら、収納時の湿気にも目を向けます。

まず完全に乾かしてからたたみ、風通しの悪い場所へ詰め込みすぎないようにしましょう。

クローゼット自体にこもった臭いや湿気がある場合は、衣類だけを洗い直しても不十分なことがあります。

一時的に別の場所に置いて臭いの変化を比べると、収納場所の影響を考えやすくなります。

また、臭いのある服と洗い直した服を長期間密着させて保管するより、まず清潔で乾いた状態を保つことを優先します。

ただし、隣の服へ臭いが必ず移ると断定できるわけではありません。

それでも取れないときの疑問と、次の一歩

臭いが残る服を見つめて次の対処を考える女性

重曹・セスキ・酢で服の体臭は消せる?

SNSなどで見かけるのが、重曹、セスキ炭酸ソーダ、酢を使った洗濯法です。

それぞれ性質は異なりますが、服の素材や臭いの原因に合うとは限りません。

特定の家庭でうまくいった方法が、自分の服でも安全で再現性があるとは言い切れないんです。

特に酸性の酢やクエン酸を、塩素系漂白剤と混ぜることは危険なので絶対に避けてください。

私ならまず、衣料用として設計され、使い方と素材への適合が確認できる洗剤・漂白剤から選びます。

自己流の組み合わせを増やすほど、何が効いたのかも分かりにくくなるからです。

酸素系漂白剤でも臭いが取れないのはなぜ?

酸素系漂白剤を試したのに変わらない場合、すぐに「もっと濃くしよう」とは考えないでください。

素材と製品の組み合わせが合っていなかった可能性もあれば、皮脂汚れが十分に落ちていない可能性、乾燥中に別の臭いがついている可能性もあります。

まず正しい濃度・時間・温度だったかを確認し、洗い上がりと着用後のどちらで臭うかをもう一度見直します。

臭いの場所が脇だけなら部分前処理へ戻り、複数の服が同じなら洗濯機と乾燥の点検へ。

それでも改善しない場合は、クリーニング店に相談するか、着用頻度の高い衣類の交換を検討してもよいと思います。

服を守るために、強い処理を繰り返さない判断も大切です。

洗濯してもワキガのような臭いがするのは体のせい?

服の脇が臭うと、自分の体そのものが原因ではと気になってしまうものです。

ただ、臭いの印象だけでワキガなどを自己診断することはできません。

服の汚れや繊維、乾燥条件によって臭いが残ることもありますし、体の臭いが関係している場合もあります。

まずは清潔な別の服に替えたときの違いや、肌そのものの状態を落ち着いて確認してみてください。

皮膚の炎症、急な体臭の変化、日常生活で困るほどの強い臭いが続く場合は、皮膚科などの医療機関で相談するのも選択肢です。

「洗濯の失敗」と「体の変化」をひとまとめにしないことが、不安を整理する第一歩になります。

何回洗っても臭う服は捨てるべき?

大切な服を捨てるかどうかは、できれば最後に決めたいですよね。

一度の普通洗いで臭ったからといって、すぐ寿命とは限りません。

まず洗濯表示を確認し、部分前処理、適量での洗濯、速やかな乾燥を一通り試します。

対応する衣類なら、製品表示どおりの酸素系漂白剤のつけ置きも一度検討できます。

それでも着るたびに強い臭いが戻る、色落ちや傷みが出てきた、ケアの手間が生活の負担になっている。

そうなったら買い替えを選んでもよいと思います。

買い替える際は、洗濯表示や扱いやすさ、乾きやすさ、普段の着用環境も一緒に見ておくと、同じ悩みを繰り返しにくくなります。

【まとめ】服の体臭が洗濯しても取れないなら、まず一枚だけ洗い直そう

ここまで読んで「結局、何から始めよう」と思ったなら、臭いが気になる服を一枚だけ選んでみてください。

その服の洗濯表示を確かめ、脇や首まわりの気になる箇所を適切に前処理します。

衣類の量を減らして表示どおりに洗い、終わったらすぐ風通しよく乾かしましょう。

それでも臭いが残るときだけ、使える服に限って酸素系漂白剤のつけ置きを検討すれば十分です。

服の体臭が洗濯しても取れないときは、強い洗剤を足す前に、臭いの出方を見分けて順番に対処するのが近道。

いつもの服をもう一度気持ちよく着るために、できるところから始めてみてくださいね。

参考にした資料

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