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【脂漏性皮膚炎の初期症状とは?】初期から症状が悪化する過程

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【実体験】脂漏性皮膚炎の初期症状を解説します

私自身、脂漏性皮膚炎に長い間悩まされました。

今回の記事は、私が経験した脂漏性皮膚炎の初期症状に関して書いていきます。

初期症状と、症状が悪化していった過程をまとめました。

目次

【実体験】脂漏性皮膚炎の初期症状から悪化する過程

当初は、ただの乾燥肌だと自己判断してしまっていました。
肌断捨離をしていたこともあり「スキンケア方法を戻せば、すぐに治るだろう」なんて甘く考えていましたね。
私が経験した脂漏性皮膚炎の初期症状から悪化の過程をお話します。

脂漏性皮膚炎の初期症状

私の初期症状は、左おでこの生え際でした。
やけにフケが大量に落ちるなと思ってはいたんです。
頭皮全体のかゆみも強くなってきていました。

ある日、生え際の強いかゆみに耐えられなくなったんです。
爪の先で掻いてみると、皮膚がボロボロと剥がれ落ちました。

フケと呼べるようなツヤツヤしく細かいカスではなかったです。
かさぶたが剥がれていくような感じでしたね。

硬くなったかさぶたのような皮膚を剥がしたあとは、日焼けで肌がボロボロになったような状態。
掻いても掻いても、皮膚が剥がれ落ちるのにショックを受けました。

脂漏性皮膚炎の症状が悪化していく過程

脂漏性皮膚炎の初期症状は頭皮から異常がでました。
それがどんどん悪化して、最終的には顔全体に広がっていったんです。
症状が広がっていく過程は下記になります。

1.左おでこの生え際

2.眉間

3.うなじの生え際

4.耳のうしろ・耳付近の生え際

5.あご

6.鼻のわき・ほうれい線の上あたり

このような順番で、どんどん症状が広がっていきました。
生え際から、顔に広がったときは本当に落ち込みましたね。

あごや鼻のわきに症状が広がった時期は、おでこの生え際と眉間の症状がかなり悪化していました。
肌はかさぶたのような硬い皮膚がこびり付いて、カサカサでボロボロ状態。
かゆみで引っ掻いてしまうので、ずっと傷になっている最悪の肌でした。

脂漏性皮膚炎の原因となるのがカビ(真菌)

一般には、脂漏性皮膚炎の原因は、マセラチア菌の異常繁殖と言われています。
マセラチア菌というのは真菌(カビ)の一種です。

カビといっても、誰の皮膚にも存在する常在菌なんですね。
脂漏性皮膚炎の人だけが感染しているといったような菌ではありません。

このマセラチア菌は、人の皮脂を栄養源にするため、皮脂を好みます。
そのため、皮脂の分泌が活発な環境になると、異常繁殖をします。
マセラチア菌が作り出す脂肪酸が、皮膚の炎症を引き起こします。

マセラチア菌(原因菌)が異常繁殖する原因

ではなぜ、マセラチア菌が異常繁殖をしてしまうのでしょうか?

・過剰な皮脂分泌
・不適切な洗髪・洗顔
・ストレス
・睡眠不足
・生活習慣の乱れ

こうのように、多くの原因が考えられているんですね。
環境的な要因・遺伝的な要因・精神的な要因といった多くの要因が関与します。
様々な要因が絡み合うため、特定するのが難しいとされています。

私自身の経験から「脂漏性皮膚炎の原因」を考える

私自身のケースに照らし合わせて、脂漏性皮膚炎の原因を考えたいと思います。

私が脂漏性皮膚炎になったきっかけは「入院」です。
そして、極端な肌断捨離をしたことで、自ら脂漏性皮膚炎になる原因を加速させてしまいました。

肌断捨離というのは、お肌の美容法の一つ。
スキンケア用品の使用をやめて、肌本来の力をよみがえらせるといった方法です。

洗顔料・化粧水・乳液などを一切使わない。
何もしないスキンケア方法です。

私は入院によって、普段と同じようなスキンケアができなくなりました。
それを好機と考えて、以前から実践したかった肌断捨離を決行したんです。
極端な肌断捨離をしてしまったのが、結果として良くなかったんですよね。

入院と肌断捨離によって「洗髪と洗顔が不適切」なものとなりました。
まったく洗わないわけではないですよ。
水洗顔と湯シャンはしていました。

シャンプーや洗顔料を使っていた時と比べて、洗浄力は極端に落ちます。
そのため、「古くなった皮脂汚れ」が、どんどんたまります。
脂漏性皮膚炎の原因となる「マセラチア菌が好む肌環境」を作ってしまったんですね。

極端な肌断捨離をしたため、肌が「急激に乾燥状態」となりました。
水洗顔とはいえ、そのあとに化粧水や乳液を使わないと肌はガビガビになります。

極度の乾燥を防ぐために、肌の「皮脂分泌はかなり過剰」になっていたと思います。
そして、入院という慣れない環境での「ストレス」と「睡眠不足」も重なりました。

私の「脂漏性皮膚炎の原因」をまとめてみます

・不適切な洗髪・洗顔
・急激な乾燥肌
・過剰な皮脂分泌
・ストレス
・睡眠不足

これらが考えられます。
このように思い返してみると、脂漏性皮膚炎になり得る条件がかなりそろっていたんですね。
私の場合は、自業自得な面が多々あるので、とても反省しています。

「脂漏性皮膚炎の原因」から考えた防ぐ方法

脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるためには、自分の原因となる要因をケアすることだと思いました。
薬での対処療法だけでは、いつまで経っても症状を繰り返してしまいます。

脂漏性皮膚炎が厄介なのは、対策されたと思ったら、また悪化して繰り返してしまうんですよね。
なかなかフケ・かゆみ・赤みをおさえるまで根気がいる皮膚炎です。

私が脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるために重要だと考えたのは、やはり自分自身の肌環境の対策です。

・過剰な皮脂分泌
・不適切な洗髪・洗顔

この2つを見直さなければ、脂漏性皮膚炎を根本から対策できないと思ったんですね。

皮膚科への通院は大切ですが、ずっと通院するというのは嫌でした。
できるなら、薬にずっと頼りたくないと強くおもったんです。

取り組んだのは

  • 頭皮環境の対策
  • 顔の肌環境の対策

詳しくは下記の関連記事を参考にしてください。

  • 脂漏性皮膚炎の関連記事

【実体験】私が脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえた洗顔方法について詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
脂漏性皮膚炎の顔のかゆみ・赤みをおさえることができた洗顔とは?洗顔方法や洗顔料・石鹸のおすすめ

脂漏性皮膚炎の初期症状まとめ

以上、脂漏性皮膚炎の初期症状から悪化するまでの過程を解説してきました。
いかがだったでしょうか。

脂漏性皮膚炎を経験した私が言えることは

「脂漏性皮膚炎の原因」をきちんと対策すれば防ぐことができる

ということです。

私自身、時間はかかりましたが、脂漏性皮膚炎を防ぐことができました。
いまでは、ほとんど症状がでていません。
フケ・かゆみ・赤みをおさえることができたと言えるほど、症状が対策されました。

私が脂漏性皮膚炎を防ぐにあたり大切だと思っていること

・自分が脂漏性皮膚炎になった原因を把握する
・思い当たる原因を対策する頭皮ケアやスキンケアを実践する

良い結果が出なくても、諦めずに実践し続けたことで満足のいく結果となりました。。
一度バランスを崩してしまった頭皮や肌の環境はすぐには戻りません。
そのため、ある程度の長期間は覚悟して、じっくり治療にあたる必要があります。

いまでも、季節の変わり目には、かゆみがでることはあります。
その時は、頭皮と肌を清潔に保つケアを強化して乗り越えています。

脂漏性皮膚炎は誰にでも起こりうる皮膚炎です。
しかし、しっかりと原因を対策することで、防ぐことができます。

気が滅入ってしまうこともありましたが、継続することで防ぐことができました。
みなさんも自分自身の原因を見つめ直して、頭皮と肌環境を整えていってください。

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脂漏性皮膚炎のつづく原因から防ぎ方まで【実体験ブログまとめ】

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