頭皮と顔の脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえた方法【実体験ブログ】
私が「脂漏性皮膚炎を発症してから、フケ・かゆみ・赤みをおさえるまで」の実体験をブログで書いていきたと思います。
- 脂漏性皮膚炎になった原因
- 症状が出た部位と悪化した経緯
- 実際に効果のあった防ぎ方
- フケ・かゆみ・赤みをおさえるまでの治療期間
以上をブログ記事でまとめました。
脂漏性皮膚炎になった経緯から説明をしているため、文章が長めになっています。
「実際に効果のあった防ぎ方」を先にお読みになりたい方は
私が実践した「脂漏性皮膚炎の防ぎ方」からご覧になってください。
私自身、長いあいだ脂漏性皮膚炎に苦しみ、とても悩まされました。
なかなかつづく期間が続き、顔全体へと症状が広がっていきとても辛かったです。
少しでもフケ・かゆみ・赤みをおさえられるよう、色々な方法を調べました。
様々な治療方法を実践しては、挫折して落ち込む経験を何度もしましたね。
それでも諦めずに、自分に合った防ぎ方を探し続けました。
そのおかげで、いまでは脂漏性皮膚炎の赤み・フケ・かゆみをおさえることができたんです。
私自身の脂漏性皮膚炎の実体験ブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
私が脂漏性皮膚炎になったきっかけ
まず、私が脂漏性皮膚炎になってしまった経緯から、ブログで説明していきたいと思います。
脂漏性皮膚炎の原因とされるのは「マラセチア菌」の異常繁殖です。
カビの一種で、誰の肌にも存在する常在菌なんですね。
「それではなぜ、突然異常繁殖をしてしまうのか?」
その原因は人によって様々な要因が複雑に絡み合うため、特定が難しいとされています。
私の場合は、分かりやすい環境変化があったので、原因を特定することができました。
脂漏性皮膚炎になるきっかけとなったのが「入院」です。
一週間ほどの短期入院でした。
事情もあり、いつものようなスキンケアが出来ない状況になったんですね。
当時の私は「肌断捨離」に興味を持っていました。
一度、実践してみたいスキンケア方法だったんです。
けれど、普段の生活の中で実践するのは難しいと思い、実行できずにいました。
入院が決まった時、これは「良い機会だ!」と思い実践してみることに。
この行動が、あとで後悔することとなります。
● 肌断捨離とは?
スキンケアを何もしない美容法です。
化粧品を一切使わずに、肌本来の力をサポートすることを目的とします。
テレビなどで、有名人やモデルが「洗顔料を使わない」といったことを耳にしていました。
シャンプーを使わずに湯シャンにすることで、髪が綺麗になったなんて話もありましたね。
魅力的に聞こえるため、何もしないスキンケアに興味が出て積極的になってしまったんです。
いま思えば、肌断捨離の良い面だけしか見れていませんでした。
とても肌に良い、魅力的な美容方法だと信じきってしまったのが誤りだったんです。
「肌断捨離」という美容法を全否定しているわけではありません。
人それぞれの肌に合う美容法は違うからです。
ただ、私には入院という状況も重なり、結果として合わなかったということです。
私自身は、肌断捨離とはいかないまでも、いまはシンプルスキンケアの考え方に賛成しています。
入院を機に「スキンケア方法を極端に変えたこと」
このことが、脂漏性皮膚炎の発症を招くきっかけとなります。
頭皮と顔が「脂漏性皮膚炎」になった原因
結論から言いますと、私が脂漏性皮膚炎になった原因は2つです。
「皮脂分泌の乱れ」と「肌の不衛生」
脂漏性皮膚炎と診断されるまでの経緯をお話しします。
入院を機に肌断捨離を実行した私は
• シャンプーは使わずに湯シャンだけ。
• 洗顔料も使用せずに水洗顔のみ。
人工的な化粧品を一切つけることをやめました。
肌断捨離をはじめると、すぐに「肌の乾燥」「肌のゴワつき」を感じることに。
しかし「その肌の変化を乗り越えると、肌が生まれ変わる!」
といったようなことを聞いていました。
そのため、特に疑問も待たずに何もしないスキンケアを継続してしまったんです。
この肌の変化は「肌が綺麗になるための必要な通過点なんだ」と思っていました。
「肌に溜まっていた、悪いものが表面に出ているんだ!」
なんてバカなことを考えてしまうぐらいでしたね(苦笑)
皮膚科で脂漏性皮膚炎と診断され大ショック!
退院して自宅に戻っても、何もしないスキンケアを続行しました。
「せっかく肌本来の力が戻ってきているんだから、とことんやろう!」と思っていたんです。
しかし、頭皮と顔のかゆみが強くなり、肌のガサガサはどんどん悪化するばかり。
頭皮からは自分でも分かるくらい臭いがありましたし、大量のフケが出ていました。
しばらくしても、一向に肌状態が対策される気配がありません。
次第に、いまやっている美容法が不安になってきました。
特に症状がひどくなっていったのが、生え際と眉間です。
肌が硬い皮膚で覆われて、引っ掻くとボロボロと皮膚が剥がれ落ちます。
「これを乗り越えれば、下から綺麗な肌が!」
なんて思っていましたが、状況は全く違います。
あまりにひどい状態になってしまったので、皮膚科を受診することにしました。
診断の結果、先生から告げられたのが「脂漏性皮膚炎」です。
「皮膚炎!!」大ショックを受けました・・・
「脂漏性皮膚炎」という言葉は、その時に初めて聞きました。
ただ、自分が皮膚炎になっていたという事実に、かなり落ち込みましたね。
私の脂漏性皮膚炎の原因は「皮脂分泌の乱れ」と「肌の不衛生」
入院と肌断捨離によって、頭皮と顔の肌環境が一気に悪化しました。
脂漏性皮膚炎となった原因は2つです。
- 保湿ケアをしないことで極度の肌乾燥による「皮脂分泌の乱れ」
- 洗顔やシャンプーを使わないことによる「肌の不衛生」
乾燥によって皮脂分泌が過剰になりました。
「マラセチア菌」は皮脂を好むため、異常繁殖のきっかけとなります。
そして不衛生な肌環境が、異常繁殖を引き起こしました。
脂漏性皮膚炎の症状と悪化の経緯
私が最初に脂漏性炎の症状が出たのは「左おでこの生え際」です。
その前から「頭皮の臭い」と「大量のフケ」という異常は感じていました。
肌断捨離と一緒に、洗髪のときシャンプーの使用を止めていたんですね。
お湯洗いだけにすることで、髪の艶が出るといった美容法も同時に試していたからです。
人工的な洗浄剤(シャンプー・洗顔料)とスキンケア商品の使用を一切やめる!
このような極端なことをしていました。
頭皮の異変を自覚した瞬間
ある日かゆみがひどく「おでこの生え際」をポリポリと掻いていました。
すると、皮膚がボロボロと落ちるのに気付き驚きます。
通常のフケとは違い、肌が硬い皮膚に覆われている状態。
そのかさぶたのような皮膚が、ボロボロと剥がれ落ちていくんです。
この時に、ただの乾燥肌やフケではないなと思い始めました。
次第に広がっていく肌の異変
次に異変を感じたのが「耳の裏側」です。
ポリポリと書くと、白いフケのようなものが指につきます。
これまで、耳の裏の皮膚が落ちる経験がありませんでした。
そのため印象の強い異変でしたね。
そして、おでこの生え際と同じような状態になったのが「うなじの生え際」です。
肌が硬くなり、かゆみが悪化しました。
髪型をアップにすると、ひどい肌状態を見られてしまいます。
この時期から、髪はアップにできなくなりました。
ついに顔にまで症状が広がることに
おでこの生え際、特にひだりのおでこの症状は、どんどん悪化していきました。
そして、顔にも脂漏性皮膚炎の症状が広がりはじめたんです。
最初に症状が出はじめたのが「眉間」です。
おでこの生え際と同じような症状があらわれ出しました。
かゆくて、ついポリポリと眉間をかいてしまう。
最初はただのかゆみだけだったんです。
次第に眉間の皮膚がザラつき、そしてゴワついてきました。
皮膚が硬く厚くなり、肌の上にかさぶたのようなものが堆積していきます。
爪で引っ掻くと、ボロボロと剥がれ落ちる状態になりました。
しだいに異変はおでこ全体に広がります。
おでこに小さなポツポツとした、吹き出物のようなものがあらわれました。
両こめかみの上あたりや、おでこの数カ所に複数のポツポツが密集している感じです。
自分が脂漏性皮膚炎になったことを知る
皮膚科にいったのは、この時期です。
「これは、ただの乾燥肌ではない」と、自覚したんですね。
そして、診断の結果が「脂漏性皮膚炎」でした。
皮膚科を受診したあとも症状が悪化していきました。
どんどん顔の他の部位に広がっていくことになります。
脂漏性皮膚炎の症状が特に悪化した顔の部位
・眉間
・唇の上
・アゴ
・鼻の脇
・ほうれい線の上あたり
顔全体に広がっていくので、かなりショックで精神的にも落ち込みました。
このまま顔全部が皮膚炎になってしまったら・・・
そんな恐怖から、夜も寝られないほど不安でいっぱいでしたね。
おでこの生え際や、うなじの生え際は、髪の毛でなんとか隠していました。
顔に広がった症状は、メイクでカバーをします。
けれど、かゆみが辛い!
症状の出ている肌をメイクでカバーするのは大変でしたね。
皮膚が剥がれ落ちるので、見た目も最悪です。
常にフケを気にしていましたし、至近距離で人と話すのが嫌でした。
本当に苦しくてつらい時期だったのを覚えています。
脂漏性皮膚炎は自分で防ぐ!と決意
私が皮膚科で処方された薬は下記のようなものでした。
・抗真菌薬クリーム
・抗ヒスタミン剤の内服薬
・ビタミン剤
ステロイド薬は副作用が恐かったので、私は使用しませんでした。
抗真菌薬が実際にどれほど効いたのかは、判断が難しいです。
脂漏性皮膚炎の原因が真菌とされているので、一定の効果はあったんだと思います。
抗ヒスタミン剤のおかげで、かゆみが軽減された満足はありました。
脂漏性皮膚炎は掻いてしまうと悪化してしまいます。
掻くと患部が傷になってしまい、かさぶたになると治りが遅れて見た目も最悪です。
かゆみの軽減だけでも、皮膚科を受診して良かったと思います。
通院を止めて、肌環境の対策に取り組む
通院はしばらく続けたのですが、なかなかつづく状況が続きました。
私は病院が苦手ということもあり、このまま通院生活を続けることに悩むことに。
なにより薬による対処療法をしていることに疑問を持ち始めたんです。
確かに脂漏性皮膚炎の原因が真菌であるなら、抗真菌薬クリームは有効でしょう。
ステロイド剤で炎症を抑えるのも効果はあると思います。
しかし、根本的な解決になっていません。
なぜ、以前は繁殖していなかったカビ菌が異常繁殖をしてしまったのか?
私が強く望んだのは「脂漏性皮膚炎の赤み・フケ・かゆみをおさえる」こと。
そのためには「スキンケアをもう一度見直しみる!」
そして「脂漏性皮膚炎を根本から対策する肌作り」をしなければいけないと思ったんです。
そこで、皮膚科の薬だけに頼るのではなく、自分で脂漏性皮膚炎を防ぐことを決意しました。
病院で処方される薬も、個人によって効き方がまったく違うそうです。
抜群に薬の効果が効いて、すぐに脂漏性皮膚炎が治る方もいます。
けれど、私のようになかなか症状がつづく場合もあります。
まず私は、脂漏性皮膚炎になった原因を再確認してみました。
そして思い当たる原因を片っぱしから対策することにしたんです。
この積極的なアプローチが脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえる近道になったと思います。
私自信が実際におこなった脂漏性皮膚炎の防ぎ方ついてご紹介していきます。
私が実践した「脂漏性皮膚炎の防ぎ方」
私が脂漏性皮膚炎を防ぐために意識したことは「肌の環境作り」です。
原因とされる大きな要因の一つが「マラセチア菌」の異常繁殖。
このマセラチア菌というのは、誰の皮膚にも存在する常在菌です。
つまり「脂漏性皮膚炎になる前から、私自身の皮膚にもいた菌」なんですよね。
それがあるきっかけで異常繁殖することになり皮膚炎になりました。
私が脂漏性皮膚炎になるきっかけは、極端な肌断捨離によるスキンケアの変更。
スキンケアを何もしないことで、不衛生な肌環境となりました。
菌が好み、繁殖する肌環境を作ってしまったわけです。
それなら以前のような肌環境することがフケ・かゆみ・赤みをおさえるのにつながる。
もうフケやかゆみに悩まされないたくない!と考えたんです。
私が脂漏性皮膚炎を防ぐために実践した4つのポイントをご紹介します。
1.肌を清潔にして「菌が嫌う環境作り」
私が脂漏性皮膚炎になった原因は「肌の不衛生」です。
そのため、まず積極的に取り組んだのが、肌を清潔に保つこと!
いま思えば、極端な肌断捨離をしたときの肌環境は最悪でした。
洗顔料は夜も使わずにいました。
そのため、皮脂汚れによって肌表面では雑菌が繁殖し放題だったでしょう。
脂漏性皮膚炎になりやすい肌環境を自ら作ってしまっていたんです。
頭皮に関しても同様です。
シャンプーに含まれる界面活性剤が髪に良くないといった情報。
それを単純に信じこんで、シャンプーの使用もやめました。
湯シャンだけに切り替えたんです。
頭皮はあっという間に、皮脂でギトギト状態に。
頭皮と顔の肌を、最悪な環境にしてしまったわけです。
徹底的に肌環境をサポートするために、小まめな洗浄を心がけました。
殺菌を強く意識した洗浄を徹底
最優先で取り組んだのが、肌の殺菌です。
原因が真菌であるのなら、菌が繁殖できない肌環境を作ろうと思いました。
症状がひどかった時は、朝もしっかりとシャワーを浴びて、シャンプーと洗顔を徹底しました。
休日で外出もせずにノーメイクの日でも、夜はしっかりとシャンプー・洗顔は欠かせません。
脂漏性皮膚炎の症状がひどかったときは、1日でも洗浄をサボってしまうと台無し。
ザラつきゴワつきが出て、すぐに肌の状態が悪化してしまうんです。
そのかわり、しっかりと清潔に保っていると、着実に症状が対策されていきました。
脂漏性皮膚炎の治療法として「洗いすぎが良くない」といった情報もあります。
けれど、私の場合は「洗わなかった」ことで脂漏性皮膚炎になりました。
そのため、とことん洗って肌を清潔に保つ方法に切り替えたんです。
殺菌を強く意識するようになって使うようになったのが「抗菌作用のある洗顔石鹸」です。
最終的にたどり着いた石鹸は「脂漏性敏感肌専用の石鹸」。
私が試した抗菌作用のある洗顔石鹸の中で良かったのが『KADASON (カダソン) 洗顔フォーム』です。
皮膚科専門医が監修した、脂漏性肌の専用に開発された洗顔です。
・原因菌の繁殖を予防
・肌の炎症を抑える
・皮脂の過剰な分泌を抑える
KADASON (カダソン) には、これらの条件が揃っているんですね。
抗菌成分として6種類のハーブエキスをブレンド配合されています。
そのため高い抗菌作用があるのに、低刺激です。
刺激が少ないと、かゆみ防止になって使い心地がいいんですよね。
この成分が私の肌には、とても相性がよく効果が満足できたんだと思っています。
少しの刺激で、すぐにかゆみが出てしまう脂漏性皮膚炎の肌には、とても助る優しい石鹸です。
肌状態を抜群に整えてくるので、とても頼りにしている石鹸です。
お風呂の時は、抗菌作用のある石鹸で全身とことん洗って身体中を殺菌しています。
毎日使い続けることで、マラセチア菌が繁殖しにくい肌の状態を保つことができています。
2.生え際とTゾーンを意識した「殺菌洗顔」
私自身のスキンケアの考えてとして、皮脂の取りすぎはお肌に良くないと考えています。
乾燥肌を招くことになり、美容的に好ましくないからです。
そのため、朝の洗顔に関して洗顔料の使用は積極的ではありません。
しかし、それは「顔の部位」によって話が変わります。
皮脂腺が多く、皮脂の分泌が活発な部位がありますよね。
その部位に関しては、皮脂をリセットしても大丈夫です。
特に、脂漏性皮膚炎の症状が出やすいのが「Tゾーン・生え際」。
この部位は、朝からしっかりと皮脂を落として殺菌洗顔します。
朝の洗顔方法
私が脂漏性皮膚炎の症状が出やすいのは「おでこの生え際」と「眉間」です。
この2箇所に関しては、朝でも軽く殺菌効果のある薬用石鹸をつけます。
私が使用しているのは、先ほど紹介した『KADASON (カダソン) 洗顔フォーム』です。
本格的に洗顔石鹸で洗うというわけではなく、部分的に泡をつけます。
指を少し水で濡らしたら、洗顔石鹸の上を軽くクルクルとこすります。
石鹸の上に少量の泡を立て、その泡を指ですくいあげるんです。
指につけた泡を、症状が出やすい「おでこの生え際」と「眉間」にのせます。
鼻の脇など、他にも脂漏性皮膚炎の症状が出ていたときは、同様に泡をつけていました。
そして、指の腹でかるく撫でるようにして殺菌洗顔します。
泡で殺菌洗顔したあとは、顔全体を水のみで洗いあげます。
すすぎの時に薬用石鹸の泡が軽く顔全体に広がるので、広範囲の殺菌ができますね。
以上が私の朝の洗顔方法です。
夜の洗顔方法
夜の洗顔方法に関しては、朝と同様に、症状が出ている部位をまず洗います。
この時は洗顔するというよりは、ポイントに泡を染み込ませて殺菌しているイメージです。
指のお腹で優しく洗顔石鹸の泡を撫でながら、じっくり殺菌洗顔をします。
皮膚が厚くなってゴワついている部位に、泡をなじませてふやけさせます。
次第に、ふやけた皮膚が消しゴムのカスのように落ちていきます。
私の場合は、ザラつき・ゴワつきのある皮膚を放置しておくと症状が悪化してしまうんです。
なによりつらいのが、ゴワついた皮膚が覆っているとかゆみが発生してしまこと。
そのため、私は積極的にゴワつき皮膚をケアするようにしていました。
最後は手のひらで良く泡立てて、普通に顔全体の洗顔をおこなっています。
このように脂漏性皮膚炎の症状が出ている部位は、念入りに殺菌洗顔をしました。
特に症状が出やすい、生え際とTゾーンの皮脂汚れに関しては徹底洗浄です。
毎日朝晩欠かさずに、薬用石鹸での殺菌洗顔を習慣にしたのが脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえることにつながりました。
3.頭皮は「脂漏性皮膚炎専用シャンプー」で徹底的に殺菌洗浄
脂漏性皮膚炎は、頭皮のかゆみがとても辛いです。
しかも、フケが大量に出ます。
頭皮がボロボロと剥がれ落ちるので、見た目が最悪なんですよね。
症状がひどかったときは、周りからの目線がとても気になりました。
私が頭皮の環境をサポートするためにやったことは、脂漏性皮膚炎専用シャンプーでの徹底洗浄です。
私が愛用しているのはシャンプーは『KADASON(カダソン)薬用スカルプシャンプー』です。
皮膚科専門医が開発した、脂漏性皮膚炎専用のシャンプーになります。
悩まされていた頭皮のフケとかゆみの軽減がすぐに満足できた優れものです。
シャンプーは2度洗いで頭皮を殺菌洗浄
- 1度目は、頭皮をシャンプーブラシを使って徹底洗浄
- 2度目は、抗菌成分が頭皮に浸透するように揉み洗い
1度目のシャンプーのときは、頭皮ブラシを使って徹底的に頭皮を洗い上げます。
特に生え際のふちを、頭皮ブラシで小刻みにブラッシング!
毛穴の奥まで、皮脂汚れをかき出す意識で洗浄します。
脂漏性皮膚炎の頭皮のかゆみは、日中ひたすら我慢しています。
掻いてしまうとフケが出てしまい、見た目が最悪になるからです。
シャンプーのときは、思いっきりブラッシングをします。
ブラシでゴシゴシ洗い切る頭皮洗浄は、とても気持ちがいいんですよね。
我慢していた分、その爽快感はたまりません。
炎症を起こしている頭皮なので、やりすぎると少しヒリヒリとします。
けれど、目的は頭皮の皮脂汚れを徹底的に除去すること。
そのため、けっこうガシガシ洗ってしまいます。
頭皮の症状がひどかった時期は、頭皮にも渋柿石鹸を活用していました。
脂漏性皮膚炎は、特に生え際に症状が出やすいです。
渋柿石鹸の泡を生え際に付けたら、頭皮ブラシで繰り返しブラッシング。
おでこ、もみあげ、耳裏、うなじ
頭皮を徹底的に殺菌洗浄しました。
頭皮を完全にリセットできたら、2度目のシャンプーです。
このときは頭皮ブラシは使いません。
指の腹で優しく頭皮をマッサージしながら、抗菌成分が浸透するようにじっくり馴染ませます。
ブラシで頭皮を徹底洗浄して、脂漏性皮膚炎用のシャンプーで頭皮環境を整える。
以上が私が実践しているシャンプー方法です。
4.徹底した保湿ケアで「肌の皮脂分泌を整える」
私が脂漏性皮膚炎になった原因の一つが「乾燥」です。
極端な肌断捨離によって、肌への保湿ケアをおろそかにしてしまったんですね。
その結果、皮脂の分泌が乱れてしまったんです。
皮脂分泌を整えるためにも、潤いを保てる健康的な肌を目指しました。
乾燥によって、少しでも肌表面がゴワついてくると、脂漏性皮膚炎の症状が悪化します。
生え際や眉間を掻いてしまうと、肌が硬くなってきて、ポロポロと皮膚が落ち始めることに。
症状の悪化を防ぐために意識しているのが、小まめな保湿ケア。
夜のスキンケアでの保湿はもちろんですが、日中も小まめな保湿ケアを心がけています。
肌に少しのかゆみを感じたら、保湿化粧品を軽く手のひらにとって保湿。
これだけでも、かゆみが引いていきます。
かゆみが発生しない、潤いを保てる肌環境作りが脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえることにつながりました。
脂漏性皮膚炎の肌に有効な保湿成分
保湿化粧品に含まれる成分として
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・セラミド
が代表的ですよね。
この中でも特に保湿力が高いのが「セラミド」です。
乾燥肌対策には、ぜひともセラミド配合の保湿化粧品がおすすめ。
そして注意が必要なのが「セラミドの種類」です。
セラミドといっても、いくつか種類があるんですね。
セラミドは種類によって、保湿効果が大きく異なります。
そのため「ヒト型セラミド」が配合された化粧品を選んでください。
ゴワついた脂漏性皮膚炎の肌にはクリームが有効
保湿化粧品にもいくつか種類がありますよね
・化粧水
・美容液
・クリーム
この中から、どれを選ぶといいのでしょうか?
私は肌に長く留まって、潤いを浸透できるクリームを選んでいます。
「ヒト型ナノセラミド」が配合されていて、私が使用しているのは『ディセンシア フェイスクリーム』です。
脂漏性皮膚炎によってゴワついた肌だと、化粧水では浸透する前に蒸発してしまいます。
クリームなら厚くなった肌にも、長く留まりじっくり浸透してくれるんです。
保湿力の高いセラミド配合クリームによって、肌自体の保湿力も回復していきます。
すると、乱れていた皮脂分泌もしだいに整ってきて、肌の状態が安定してくるんですね。
保湿ケアによる「皮脂分泌の整える」は脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるには必須です。
脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるために使ったスキンケアアイテム
脂漏性皮膚炎になってから、特に厳選していったのが
- 抗菌石鹸
- 薬用シャンプー
- 保湿クリーム
この3つです。
色々と試して辿り着いた、効果が満足できた商品を紹介します。
肌を正常な状態に保ってくれる大活躍の「抗菌作用のある洗顔石鹸」
顔や頭皮、そして全身の殺菌洗浄に活用しているのが『KADASON (カダソン) 洗顔フォーム』です。
頼りきってしまっている抗菌石鹸ですね。
私が脂漏性皮膚炎を防ぐための柱として意識したのが「殺菌」です。
そのための必需品となっているのが殺菌のできる洗顔石鹸。
この石鹸で洗わないと不安になるので、旅行などにも必ず持っていきます。
かゆみ防止にもなるので、今後もずっと愛用していきたい石鹸です。
『KADASON (カダソン) 洗顔フォーム』公式サイトを見てみる
皮膚科専門医が開発した「脂漏性皮膚炎専用シャンプー」
結局、シャンプーでもたどり着いたのが、KADASON (カダソン)でした。
脂漏性皮膚炎は、あまり一般的に知られている病気ではありません。
そのため専用シャンプーなんてないと思っていたんですよね。
けれど、調べてみると、いくつか商品はあるものです。
脂漏性皮膚炎に有効な成分が含まれているシャンプーがいくつか販売されています。
コラージュフルフルも有名ですが、私が気に入ったのが『KADASON(カダソン)薬用スカルプシャンプー』です。
皮膚科専門医が開発した、脂漏性皮膚炎専用シャンプーということもあり信頼できました。
使用を開始してすぐに、かゆみとフケの軽減を満足できたのが嬉しかったです。
炎症を抑えて、菌の増殖を抑える目的の専門シャンプーは重宝しています。
一般的なシャンプーは、ただ頭皮を洗うだけです。
KADASON(カダソン)は、配合されている抗菌成分によってしっかり殺菌もできます。
それにより菌の増殖を抑えて、フケとかゆみの軽減に抜群に効果があるわけですね。
「KADASON(カダソン)薬用スカルプシャンプー」公式サイトを見てみる
徹底保湿にこだわった結果たどり着いた「セラミド配合クリーム」
乾燥肌のケアは、脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえる上でもかなり重要なことでした。
乾燥肌自体が、脂漏性皮膚炎の原因にもなりますし、何より悪化の大きな要因となるからです。
かゆみで掻いてしまうことによる、傷の跡も心配でした。
症状が酷いときは転んで顔を擦りむいたような状態でしたから。
「この傷がずっと残ってしまったら」と思うと心配で仕方なかったですね。
当初は保湿力の高い化粧水を使っていたんですが、すぐに蒸発してしまいます。
すると逆に肌が乾燥してしまって、ピリピリとしたかゆみが増してしまうんです。
そこで次に試したのが、保湿クリームでした。
この選択が肌の保湿ケアの効果を一気に高めてくれた要因です。
ゴワついて硬く厚くなった皮膚にも、しっかり浸透してくれます。
成分にもこだわっていくうちにたどり着いたのが「セラミド配合クリーム」でした。
私が使っているは『ディセンシア つつむ フェイスクリーム』です。
優れた保湿力に加えて、敏感肌用に開発されているので脂漏性皮膚炎の肌に適しています。
炎症を起こしている肌に付けても、かゆみ原因となる刺激がなく、とても重宝している保湿クリームです。
薬用石鹸でしっかり殺菌洗顔したあと、綺麗な肌に塗って潤いを浸透させています。
普段、かゆみを少し感じたさいも大活躍です。
爪で掻いてしまう前にクリームを患部に塗ります。
潤いが加わることでかゆみが和らぎ、かゆみ対策にも重宝しています。
脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるのためには、乾燥肌のケアはかなり重要な項目でした。
私が皮膚炎になった原因の一つが「皮脂の過剰分泌」。
その原因が「乾燥肌」だったからです。
つまり、元をたどると「乾燥肌」に行き着くわけです。
炎症の根本原因となっていた乾燥肌を対策するために、保湿ケアこだわることが必須だと満足しました。
私が使用している「ディセンシア フェイスクリーム」は、公式サイトから格安でトライアルセットを試すことができます。
かゆみの原因となる炎症を抑える保湿ケアをしたい方は、公式サイトをチェックしてみてもいいかもしれません。
脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえることはできるのか?
脂漏性皮膚炎は治ったとおもったら、また再発を繰り返します。
そのため「このままつづくのでは・・・」と不安になりますよね。
大切なのことは、見た目で治ったと思っても油断しないことです。
私も油断した結果、何度も再発を繰り返しました。
脂漏性皮膚炎の治療のイメージは、部屋の隅に発生するカビ掃除と似ています。
雑巾で表面のカビだけを拭き取っても、またすぐにカビが再発生してしまいますよね。
やるべきことは、風通しを良くして、カビが発生しない環境作り。
そして、カビを完全に根絶やしするまで継続的な殺菌作業。
私が実践した「肌の環境作り」と「肌の殺菌洗浄」はまさに部屋のカビ掃除そのもの。
根気強く、殺菌洗浄と徹底保湿を継続することで防ぐことができました。
いまでは脂漏性皮膚炎の症状はまったく出ていません。
炎症で赤みがかっていた顔の皮膚も回復しています。
他人からみて、皮膚炎だったなんてわかないですね。
肌がボロボロに剥がれ落ちていたときには、跡になってしまうんじゃないかと、とても不安でした。
しかし、跡に残ることもなく、きれいな状態になるまで対策されています。
原因をケアして、きちんと対処していけば脂漏性皮膚炎は治せるんです。
脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるまでの治療期間
脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるまでの期間は、個人差があると思います。
良い状態になったな!と思っていたら、また症状が出た・・・
なんてことを繰り返し経験しました。
気分が前向きになったときに、また炎症が起きたときは凄く落ち込みましたね。
それでも、諦めずに殺菌洗浄とスキンケアを継続したのがフケ・かゆみ・赤みをおさえることができた要因です。
ここでのフケ・かゆみ・赤みをおさえるまでの期間というのは、皮膚科を受診してからの期間ではありません。
積極的に殺菌洗浄や保湿ケアといった方法を実践してからの期間となります。
私の場合は、顔の脂漏性皮膚炎から症状が対策されていきました。
左おでこの生え際と、うなじの生え際のフケ・かゆみ・赤みをおさえるまでは少し時間がかかりましたね。
顔の脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるまでの期間
顔の脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるまでは「4週間」ほどかかったと思います。
肌の炎症が治まっても、赤みが完全に目立たなくなるまで時間がかかりましたね。
私の場合は、唇の上とアゴの炎症から治っていきました。
次に症状が良くなっていったのが、鼻の脇です。
顔の中でも、症状が一番ひどかった眉間。
この部位は治るまで時間がかかりましたね。
眉間は、本当に手強い部位でした。
かゆみがすぐに出やすかったので、つい掻いてしまうのも長引いた原因だと思います。
寝ているときに無意識に掻いてしまわないように、寝る前は保湿クリームを塗っていました。
頭皮の脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるまでの期間
頭皮の脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるまでは「1ヶ月半」ほどかかりました。
特に症状を繰り返したのが、おでこの生え際です。
肌の赤みが最後まで残っていたのが、おでこの生え際でした。
脂漏性皮膚炎専用のシャンプーを使うようになってから、フケとかゆみはかなり軽減はされたんです。
けれど、夕方あたりになってくると、どうしも頭皮全体にかゆみが出てくる。
1ヶ月ほどでだいぶ頭皮の炎症は治まってはきたんですが、かゆみが出やすい状態はしばらく続きましたね。
汗などかいたりすると、頭皮がピリピリとしてかゆみが発生する。
長い間炎症を起こしていた頭皮が敏感な状態になっていたんだと思います。
脂漏性皮膚炎になって変わったスキンケアへの意識
脂漏性皮膚炎になって、肌がボロボロになったときは本当にショックでした。
綺麗な肌になりたいと試した極端な美容法が、自分には合わなかった・・・
あんなことしなければ・・・、といった後悔ばかりが頭を埋め尽くしていましたね。
でも、いまは違います。
脂漏性皮膚炎になったことで、以前よりも自分の肌の変化に敏感になりました。
そして、日々のスキンケアに関しても、より注意深くなりましたね。
顔全体でみれば、肌は以前よりも綺麗になったほどです。
・顔の部位によって洗顔方法を使いわける。
・徹底した小まめな保湿ケア。
このようなスキンケア方法が、綺麗な肌の要因だと思います。
「脂漏性皮膚炎」になった経験が、自分の肌をより見直すきっかけとなりました。
油断をすると、脂漏性皮膚炎の症状が出てしまうのではないかと思い、まだまだ気が抜けません。
より綺麗な肌になる!という気持ちで、積極的にスキンケアに取り組んでいます。
脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえた方法ブログまとめ
以上が私自身の脂漏性皮膚炎の実体験ブログとなります。
脂漏性皮膚炎で苦しんでいる方の、少しでも参考になれば幸いです。
個人によって、症状が出る経緯や原因は異なります。
とはいえ、脂漏性皮膚炎はつづく病気ではありません。
実際に経験してみて、満足のいく結果までに根気がいるのは確かです。
気分が落ち込んでしまうことは何度もありました。
けれど、諦めずに原因ケアに取り組んでいったことで道が開けたんです。
きちんと肌環境を整えて、洗顔・洗髪方法やスキンケア方法を見直せば、必ず対策されていきます。
私が脂漏性皮膚炎のフケ・かゆみ・赤みをおさえるために使ったスキンケアアイテムの情報を下記にまとめておきますね。
気になったものがあれば、公式サイトを確認してみるといいかもしれません。
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私自身、いまはフケ・かゆみ・赤みがおさまって健康な肌状態で安定してはいます。
だからといって、頭皮とお肌の環境作りは油断せずに続けていきます。
脂漏性皮膚炎は誰にでもなる可能性のある病気です。
つまり、私も再発の可能性があるということになります。
これからも脂漏性皮膚炎とは付き合っていくことになるでしょう。
前を向いて、より綺麗な肌になるために、頑張っていきたいと思います。
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