洗顔料の「弱酸性」と「弱アルカリ性」の違いを解説
- お肌に優しいのは「弱酸性」って聞くけど本当?
- 洗浄力なら「弱アルカリ性」の洗顔料を選ぶべき?
- 敏感肌の私はどっちの洗顔が良いの?
洗顔料選びは、本当に悩みますよね。
いまは様々な美容効果がウリの洗顔料が売られています。
その中から、自分の肌に合った洗顔料を選び出すのは一苦労です。
「お肌に優しい、弱酸性!」
「皮脂汚れなら、弱アルカリ性!」
あー、もうっ!結局どっちが良いの!!
と、迷ってしまいますよね。
悩まないためにも洗顔の種類について、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
もう、洗顔料選びで失敗をしないようにしたいですもんね!
洗顔料は「弱酸性」と「アルカリ性」とではまったく違う!
色々な美容効果をアピールしている洗顔料が売り場には並んでいますよね。
まず知っておきたいのが、市販の洗顔料は大きく分けて2種類です。
「弱酸性」と「弱アルカリ性」ですね。
それぞれの特徴を知ることがまずは大切ですよ。
「弱酸性」の洗顔料は肌に優しい
「弱酸性」の洗顔料の特徴は「肌に優しい」です。
穏やかな洗浄力で肌に負担をかけず、しっとりした洗い上がりになります。
●弱酸性が肌に優しい理由
テレビのCMなどで「肌に優しい弱酸性」といったフレーズをよく聞きますよね。
優しい理由は、人の肌が弱酸性だからです。
そのため、同じ成分(pH)の洗顔料で洗うのがお肌に良いとされているんですね。
洗顔料に洗浄力ばかりを優先してしまって、肌トラブルが多発してしまっている方。
そういった場合の洗顔料選びで優先すべきは「肌への優しさ」になります。
敏感肌には刺激の少ない「弱酸性の洗顔料」がおすすめです。
「弱アルカリ性」の洗顔料は洗浄力が強い
「弱アルカリ性」の洗顔料の特徴は「強い洗浄力」です。
毛穴の汚れまでしっかり落として、すっきりとした洗い上がりになります。
●弱アルカリ性の洗浄力が強い理由
人間の毛穴にはある性質があります。
それは、肌がアルカリ性の時にはよく開き、酸性の時には閉じるというものです。
つまり、毛穴の中までスッキリと洗ってキレイにしたい人は、弱アルカリ性の洗顔料の方が良いということです。
最近は敏感肌で悩む人が多いので、優しく洗いあがる洗顔石けんが人気です。
しかし、マイルドな洗顔石けんにはデメリットがあるんですよね。
それは、石けんのカスが肌の上に残りやすいこと。
残ったカスは、化粧水や美容液などのスキンケア商品の浸透を妨げてしまうんです。
毛穴の汚れが気になるなら「弱アルカリ性」がおすすめです。
洗顔料は「弱酸性」と「弱アルカリ性」どっち?まとめ
以上、洗顔料は「弱酸性」と「弱アルカリ性」どっちが肌に良いのかをご紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
- 敏感肌の方でお肌に優しさを求めるのなら「弱酸性の洗顔料」がおすすめ
- 毛穴の汚れが気になる方には「弱アルカリ性の洗顔料」がおすすめ
お肌の状態は日に日に変化します。
その時の状況に合わせて、洗顔料を選ぶことが大切です。
お肌が弱っている時には、刺激の少ない「弱酸性の洗顔料」。
毛穴汚れや皮脂汚れが気になる時には、洗浄力を優先して「弱アルカリ性の洗顔料」。
このように使い分けることがおすすめです。
美肌の秘訣は潤いを守りつつ、汚れを落とすこと。
今日からは美肌を目指した洗顔をしていきましょう。
泡洗顔の方法に関して興味のある方は
「【泡洗顔よくないの!?】効果的だと思っていた洗顔方法は間違いだった!」の記事内で、泡洗顔の正しいやり方について詳しくご紹介しています。
泡洗顔の効果が満足できていないという方は、良ければ参考にしてみてください。
● あわせて読みたい
⇒ 洗顔方法や洗顔料選びの悩みをスッキリケア!【おすすめ記事まとめ】